DIY初心者におすすめのホームセンター木材7選!特徴・価格・使い道と選び方を解説

ホームセンターの木材コーナーに行くと、種類の多さに圧倒されますよね。

スギ・ヒノキ・パイン・ラワン…どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いと思います。

そこでこの記事では、ホームセンターで買えるDIY向け木材7種類の特徴・価格・使い道をわかりやすく解説します。

この記事で分かること

ホームセンターで買えるDIY向け木材7種類の特徴と価格

棚・机・小物など作りたいものに合う木材の選び方

初心者が最初に買うべきおすすめの木材

この記事を書いた人

かめとんぼ

DIYについての知識やポイント、知って得する情報などを紹介します。

現在は賃貸マンションに住んでいて、9割以上の家具を自作しながら理想の部屋づくりを楽しんでいます。

本業は機械設計の仕事をしています。

目次

結論 DIY初心者におすすめの木材はこれ!

まずは結論からお伝えします。

ホームセンターで買えるDIY向けの木材は、大きく分けると次の7種類です。

スクロールできます
特徴手に入れやすさ価格の目安
1.SPF材・ホワイトウッド角材
安くて柔らかく加工しやすい。白っぽい色味
◎ どこでも買える2×4(38mm×89mm)・1820mm 約500円
2.杉角材
安くて柔らかく加工しやすい。赤っぽい色味
◎ どこでも買える30×30mm・1820mm 約700円
3.ヒノキ角材
加工しやすく、香りがよくて水に強い
○ ほぼどこでも買える30×30mm・1820mm 約1,000円
4.パイン集成材板材
柔らかく加工しやすい。棚・机の天板にはこれ
○ ほぼどこでも買える910×300×15mm 約2,000円
5.キリ集成材板材
軽い。白っぽい色味
△ 置いていない店もある910×300×13mm 約1,000円
6.シナ合板・シナランバーコア板材
白くなめらかな。棚板や引き出しなどにはこれ
△ 置いていない店もある1820×910×12mm 約4,000円
7.ラワン合板板材
赤っぽく安い。下地材向き
◎ どこでも買える1820×910×12mm 約2,000円

初心者が最初に買う木材で迷ったら、用途に応じてこの2つから選んでおけば間違いありません。

板材(棚の天板・机の天板など) → 4.パイン集成材

棒状の部材(机の脚・ラックの柱など) → 1.SPF材・ホワイトウッド

どちらもホームセンターであれば確実に手に入り価格も手頃です。加工もしやすいので、初めての作品づくりに向いています。

以下、それぞれの木材について詳しく解説します。

① SPF材・ホワイトウッド

特徴

SPF材は、スプルース・パイン・ファーという3種類の針葉樹の総称です。

ホワイトウッドはそれらに近い樹種をまとめた呼び方で、ホームセンターではほぼ同じものとして並んでいます

特徴は次の3点です。

とにかく安い 2×4材(38×89mm)・長さ1820mmで約400円と、木材の中でも最安クラスです。まとめ買いしても財布へのダメージが少ないです。

柔らかく加工しやすい のこぎりやインパクトドライバーがスムーズに入るので、初心者でも扱いやすい木材です。

白っぽい色味でどこでも手に入る 木目が目立ちすぎず、塗装ものりやすいです。ホームセンターであれば全国どこでも入手できます。

手に入れやすさ・価格

手に入れやすさ:◎ 全国どこのホームセンターでも入手可能

価格の目安:2×4(38×89mm)・長さ1820mm 約500円

こんな作品に向いている

机の脚・ラック・棚の柱など、棒状の部材として使うのに向いています。

板材としても使えますが、幅の広い1枚板は手に入りにくいため、板材が必要な場面はパイン集成材の方が使いやすいです。

木材としてのグレードの観点からみると、反りや節が多く、仕上がりの見た目に特にこだわる作品には向きません。

しかしコスパが高いので、まず1つ作ってみたい初心者の最初の材料としてはかめとんぼ的には最適だと思っています。

② 杉

特徴

杉は日本を代表する針葉樹で、古くから建築材として使われてきた木材です。

特徴は次の3点です。

安くて軽い SPF材と並んで価格が安く、軽いので扱いやすいです。

柔らかく加工しやすい のこぎりの入りがよく、ビスも打ちやすいです。DIY初心者でも問題なく扱えます。

赤っぽい色味と独特の木目 温かみのある色味で、木目がはっきりしています。塗装せずにそのまま使っても雰囲気が出ます。

手に入れやすさ・価格

手に入れやすさ:◎ 全国どこのホームセンターでも入手可能

価格の目安:30×30mm・長さ1820mm 約700円

こんな作品に向いている

薄くて細い板が多いため、すのこ・ウォールシェルフ・フレーム材など比較的小さな作品に向いています。

柔らかすぎるため、重いものを乗せる棚の天板には不向きです。

③ ヒノキ

特徴

ヒノキは杉と並ぶ日本の代表的な針葉樹です。SPF・杉と比べると少し高いですが、その分性能が高い木材です。

特徴は次の3点です。

加工しやすい 針葉樹なので比較的柔らかく、のこぎりやインパクトドライバーで問題なく加工できます。

香りがよい ヒノキ独特のさわやかな香りがあります。実際に使ってみると、加工中も心地よい香りがして、作業が楽しくなります。

水に強い 針葉樹の中では水への耐性が高いため、水回りや屋外での使用にも比較的向いています。

手に入れやすさ・価格

手に入れやすさ:○ ほぼどこのホームセンターでも入手可能

価格の目安:30×30mm・長さ1820mm 約1,000円

こんな作品に向いている

水に強い特性を活かして、風呂周りのラック・洗面台周りの棚・キッチン周りの小物などに向いています。

また香りのよさから、すのこベッド・収納箱など日常的に触れる作品にもぴったりです。

④ パイン集成材

特徴

パイン集成材は、パイン(松)の無垢材を細かく切り出してから接着剤で貼り合わせた板材です。

幅広い板が手に入るのが最大の特徴で、かめとんぼも棚の天板や机の天板によく使っています

特徴は次の3点です。

柔らかく加工しやすい 集成材の中では比較的柔らかく、のこぎりやインパクトドライバーが入りやすいです。

幅広い板が手に入る 無垢材では難しい300mm・450mmといった幅の広い板が手に入ります。天板や棚板として1枚でそのまま使えるのが便利です。

木目が均一でほどよい温かみがある 塗装のりがよく、ステイン・ワックス・ペンキなど幅広い塗装と相性がよいです。

手に入れやすさ・価格

手に入れやすさ:○ ほぼどこのホームセンターでも入手可能

価格の目安:910×300×15mm 約2,000円

こんな作品に向いている

棚の天板・机の天板・本棚の棚板など、幅の広い板が必要な場面に最適です。

板材で迷ったらまずこれを選んでおけば間違いありません。

⑤ キリ集成材

特徴

キリ集成材は、桐の無垢材を貼り合わせた板材です。

パイン集成材と並んでホームセンターでよく見かける集成材ですが、最大の特徴はその軽さです。

特徴は次の3点です。

とにかく軽い 木材の中でもトップクラスの軽さで、同じサイズのパイン集成材と比べると明らかに違いがわかります。壁に取り付ける棚や、移動させることが多い家具に向いています。

白っぽい色味でシンプルな見た目 木目が目立たず白っぽい色味なので、ナチュラルな雰囲気の作品に合わせやすいです。

加工しやすい 柔らかい木材なので、のこぎりやインパクトドライバーがスムーズに入ります。

手に入れやすさ・価格

手に入れやすさ:△ 置いていない店もある

価格の目安:910×300×13mm 約1,000円

こんな作品に向いている

軽さを活かして、脱衣所の飾り棚・洗面台周りの小物棚・壁掛けシェルフなど、壁に固定したり頻繁に動かしたりする作品に向いています。

かめとんぼも軽さが必要な場面ではキリ集成材を選んでいます。

あえてデメリットを挙げると、柔らかすぎるため傷がつきやすく、重いものを乗せる用途には向きません。

⑥ シナ合板・シナランバーコア

特徴

シナ合板とシナランバーコアは、どちらもシナという樹種を使った板材です。

見た目はよく似ていますが、内部の構造が異なります。

シナ合板:薄い板を何層も重ねて接着した構造。5.5mmや9mmなど薄めのサイズが多い

シナランバーコア:中心部に角材を並べた芯材を、表面のシナ材で挟んだ構造。18mmなど厚めのサイズが多い。芯が角材になっている分、比較的軽い。

シナ合板の断面
シナランバーコアの断面

どちらも表面はシナ材で仕上げられているため、共通の特徴があります。

特徴は次の2点です。

白くなめらかな表面 表面が白っぽく、触り心地がなめらかです。やすりがけの手間が少なく、塗装仕上げがきれいに仕上がります。

見た目がきれい 木目が上品で、塗装なしでもそのまま使えるくらいの仕上がりです。かめとんぼも棚の棚板や引き出しによく使っています。

手に入れやすさ・価格

手に入れやすさ:△ 置いていない店もある(ネット購入がおすすめ)

価格の目安:1820×910×12mm 約4,000円

ホームセンターでは取り扱いがない店も多いです。ネットで購入する場合は、楽天市場のKitohitoがおすすめです↓↓


カットサービス有り【シナ合板 カット端材 900×300×9 10枚入り】 送料無料 最短当日出荷

送料・カットが無料 送料無料に加えて、カットサービスも無料です。必要なサイズに切った状態で届けてもらえるので、ホームセンターのカットサービスと同じ感覚で使えます。

ホームセンターの半額程度 同じサイズのシナ合板がホームセンターの約半額で買えます。シナ合板は元々単価が高いため、この価格差はかなり大きいです。

かめとんぼもシナ合板はいつもKitohitoで購入しています。

カットされて届きます。精度も◎

1点だけ注意があって、売り切れていることが多いです。

楽天のセール期間中は特に売り切れやすい印象があるので、必要なときは早めにチェックしておくことをおすすめします。

こんな作品に向いている

棚の棚板・引き出し・収納ボックスの側板など、表面の仕上がりがきれいに見える場所に向いています。

ラワン合板より高いですが、仕上がりの差は大きいです。

⑦ ラワン合板

手前の赤っぽい板材が 7.ラワン合板(奥の白っぽい板材は 6.シナランバーコア )

特徴

ラワン合板は、東南アジアなどで育つラワン材を使った合板です。

ホームセンターで最もよく見かける合板のひとつで、価格が安いのが特徴です。

特徴は次の2点です。

安い シナ合板と同じサイズで比べると、ラワン合板の方が約1,000円安く手に入ります。

赤っぽい色味 表面が赤褐色で、けば立っていることが多いです。

正直なところ、かめとんぼは棚や家具の見える部分・触れる部分にはほとんど使いません

けば立っている表面を整えようとするとかなりの労力がかかるため、表面がなめらかなシナ合板やシナランバーコアを愛用しています。

手に入れやすさ・価格

手に入れやすさ:◎ 全国どこのホームセンターでも入手可能

価格の目安:1820×910×12mm 約2,000円

こんな作品に向いている

壁・床・天井の下地材、見えない部分の補強材など、仕上がりの見た目が関係ない場所での使用に向いています。

「とにかくコストを抑えたい」「どうせ見えない部分に使う」という場面では選択肢に入ります。

迷ったらこれを選ぼう 初心者向けまとめ

ここまで7種類の木材を紹介しました。「結局どれを選べばいいかわからない」という方は、次の2つを基準に選んでみてください。

板材(棚の天板・机の天板など)で迷ったら → パイン集成材

幅の広い板が必要な場面はパイン集成材が最適です。

加工しやすく、ホームセンターでほぼ確実に手に入り、価格も手頃。

棚や机を作るときの天板・棚板はまずこれを選んでおけば間違いありません。

棒状の部材(机の脚・ラックの柱など)で迷ったら → SPF材・ホワイトウッド

脚や柱など細長い部材が必要な場面はSPF材・ホワイトウッドが最適です。

2×4材をはじめとするサイズ展開が豊富で、全国どこのホームセンターでも手に入ります。

価格も木材の中で最安クラスなので、本数が必要な場面でも安心です。

かめとんぼ的には、この2つを組み合わせるだけで棚・机・ラックといった基本的な作品はほとんど作れます。

まずはこの2種類から始めて、作品の幅が広がってきたら他の木材にも挑戦してみてください。

「集成材とは??」という方へ、詳しくはこちらの記事で解説しています。

ホームセンターで木材を買うときはカットサービスを活用しよう

ホームセンターで木材を購入する際は、カットサービスを積極的に使うことをおすすめします

1カット数十円で希望のサイズに切ってもらえるので、自分でのこぎりを使う手間が省けてカット精度も高く、自分で電動工具を使わないため安全です。

設計図通りのサイズを伝えるだけでOKなので、初心者でも安心して使えます。

まとめ

今回はDIY初心者向けにおすすめのホームセンターで買えるDIY向け木材7種類を紹介しました。

板材で迷ったらパイン集成材、棒状の部材で迷ったらSPF材がおすすめ

杉・ヒノキは国産針葉樹で加工しやすく、水回りにはヒノキが向いている

シナ合板は仕上がりがきれいで棚板・引き出しに最適。ネットのKitohitoがコスパ抜群

ラワン合板は下地材など見えない部分に限定して使うのがおすすめ

木材選びの全体像については、こちらのまとめ記事で解説しています。

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