DIYで使う広葉樹の種類と特徴!タモ・オーク・ウォールナットなどの選び方と買い方を解説

SPF材やパイン集成材を使いこなせてきたら、次は広葉樹材に挑戦してみたくなりますよね。

一方で広葉樹材はタモ・オーク・ウォールナットなどの種類がとても多く、またホームセンターでも見かけないためどこで買えばいいかわからない方も多いと思います。

そこでこの記事では、DIYでよく使う広葉樹6種の特徴・選び方と、おすすめの購入方法を解説します。

この記事で分かること

DIYでよく使う広葉樹6種の特徴・色味・硬さの違い

作りたいものに合わせた広葉樹材の選び方

広葉樹材の購入方法とおすすめの通販サイト

この記事を書いた人

かめとんぼ

DIYについての知識やポイント、知って得する情報などを紹介します。

現在は賃貸マンションに住んでいて、9割以上の家具を自作しながら理想の部屋づくりを楽しんでいます。

本業は機械設計の仕事をしています。

目次

結論 DIYで使う広葉樹はこれ!

まずは結論からお伝えします。

DIYでよく使う広葉樹6種の特徴を比較表にまとめました。

スクロールできます
材種特徴価格帯
タモ(アッシュ)均一な木目と明るい色味。
和風・北欧風どちらにも合う
中程度〜高い
オーク(ナラ)力強い木目。
硬くてキズが付きにくく丈夫。
中程度〜高い
ウォールナット深みのある濃い茶色。
高級感がある
高い
ブラックチェリー経年変化が魅力。
使うほど赤みが増す
高い
ホワイトアッシュタモに似た明るい色味。
木目がはっきりしている
中程度
メープル白く明るい上品な色味。
木目が均一
中程度〜高い

広葉樹材はいずれも硬くて傷がつきにくく、デスクやダイニングテーブルの天板など毎日使う家具に向いています。

一方でホームセンターではほぼ手に入りません。

ネットで購入する場合はマルトクショップがおすすめです。樹種が豊富で、サイズを自由に指定してカットしてもらえます。

おすすめ木材ネットショップ
マルトクショップ 公式サイト

樹種が豊富 上記のタモ・ウォールナット・オークをはじめ、多くの樹種を取り扱っています。

サイズをミリ単位で指定できる サイズを自由に指定してカットした状態で届けてもらえます。

迷ったらこれを選ぼう

コスパよく広葉樹を試したいなら → ホワイトアッシュ

ホワイトアッシュは広葉樹の中では比較的手頃な価格帯で、木目も均一で扱いやすいです。

初めて広葉樹材にコスパを求める方にはおすすめです。

木目がはっきりしすぎていない広葉樹なら → タモ

タモ(アッシュ)の木目は均一で美しく、はっきり目立ちすぎないことが特徴です。

色味も「木材といえば」という色味で、インテリアの邪魔をしない存在感です。

インテリアの色味で選ぶなら

濃い色味・重厚感 → ウォールナット

明るい色味・北欧風 → オークまたはメープル

経年変化を楽しみたい → ブラックチェリー

広葉樹を含む集成材の特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています。

広葉樹材の特徴

まずは広葉樹材の特徴とメリット・デメリットを解説していきます。

針葉樹との違い

木材は大きく「針葉樹」と「広葉樹」の2種類に分けられます。

針葉樹はスギ・ヒノキ・SPF材(パイン・スプルース・ファー)などが代表的で、まっすぐ上に伸びる木です。

柔らかく軽いため加工しやすく価格も安いのが特徴です。

広葉樹はタモ・オーク・ウォールナットなど、枝を広く張って成長する木です。

成長が遅い分、木が密に詰まっており硬くて重いく、価格が高いのが特徴です。

DIYでよく使う針葉樹と広葉樹の違いを簡単にまとめると次の通りです。

スクロールできます
針葉樹広葉樹
硬さ柔らかい硬い
重さ軽い重い
加工のしやすさしやすいしにくい(時間がかかる)
傷のつきやすさつきやすいつきにくい
価格安い高い
入手しやすさ
代表的な木材SPF材・杉・ヒノキタモ・オーク・ウォールナット

針葉樹と広葉樹の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

DIYで広葉樹を使うメリット・デメリット

メリット

硬くて傷がつきにくい 広葉樹はSPF材やパイン集成材と比べて硬く、毎日使う家具に使っても傷がつきにくいです。長く使い続けたい作品に向いています。

見た目の質感が高い 木目の美しさや色味の深みは針葉樹にはない広葉樹ならではの魅力です。塗装なしのオイル仕上げだけで高級感のある仕上がりになります。

経年変化が楽しめる 広葉樹は使い込むほどに色味が深まり、味わいが増します。特にブラックチェリーは経年変化が顕著で、使うほどに赤みが増していきます。

デメリット

加工がしにくい 硬い分、のこぎりでのカットやビス打ちに苦労することがあります。下穴あけは必須です。

価格が高い 針葉樹と比べると価格が高く、コストがかさみます。

ホームセンターではほぼ手に入らない SPF材やパイン集成材と違い、広葉樹材はホームセンターでの取り扱いがほぼありません。基本的にネット通販での購入が前提になります。

ここからは各広葉樹の特徴を詳しく解説します。

① タモ(アッシュ) 均一な木目と明るい色味

特徴・色味

タモは日本でも古くから家具材として使われてきた広葉樹です。英語名はアッシュ(Ash)で、海外では「ホワイトアッシュ」と近い樹種として扱われることもありますが、厳密には別の木です。

均一で美しい木目 タモの木目は均一で、目立ちすぎないことが特徴です。色味も「木材といえば」という自然な明るいベージュ系で、インテリアの邪魔をしない存在感があります。和風・北欧風どちらのインテリアにも自然に馴染みます。

硬くて丈夫 広葉樹の中でも硬い部類に入り、傷がつきにくいです。毎日使う家具の天板に向いています。

弾力性がある タモは衝撃を吸収する弾力性が高い樹種で、耐久性に優れています。

あえてデメリットを挙げると、近年は国内での流通量が減っており、以前と比べて価格が上昇傾向にあります。

向いている作品

デスク・ダイニングテーブルの天板・本棚など、木目の主張を抑えつつ質感にこだわりたい作品に向いています。

「広葉樹を使いたいけど木目が目立ちすぎるのは好みではない」という方にはタモがぴったりです。

② オーク(ナラ) 力強い木目と高い耐久性

特徴・色味

オークは世界中で家具材として広く使われている広葉樹です。日本ではナラとも呼ばれ、国産のミズナラと輸入のオークはほぼ同じ樹種として扱われます。

力強い木目 はっきりとした力強い木目が特徴で、存在感のある見た目になります。タモと比べると木目の主張が強く、作品の顔になるような使い方に向いています。

虎斑(とらふ)が個性的 板目に現れる銀色に輝く独特の模様が虎斑です。オーク材ならではの特徴で、見る角度によって表情が変わります。好みが分かれますが、これを気に入って選ぶ人も多いです。

硬くて傷がつきにくい 広葉樹の中でも硬く、耐久性が高いです。長く使い続ける家具に適しています。

明るいベージュ系の色味 黄みがかった明るいベージュ系で、部屋を明るく見せる効果があります。ウォールナットとは対照的な印象です。

あえてデメリットを挙げると、硬いためのこぎりでのカットやビス打ちに苦労することがあります。下穴あけは必須です。

また虎斑が目立つため、シンプルな見た目を好む場合には向かないこともあります。

向いている作品

ダイニングテーブル・デスクの天板・棚板など、北欧風・ナチュラルテイストのインテリアに合わせたい作品に向いています。力強い木目が作品に存在感を与えます。

③ ウォールナット 高級感のある濃い茶色

特徴・色味

ウォールナットはクルミ科の広葉樹で、世界三大銘木のひとつに数えられる高級木材です。深みのある濃い茶色が特徴で、高級家具にも広く使われています。

濃い茶色で高級感がある チョコレートブラウンのような深みのある色味が特徴です。塗装なしのオイル仕上げだけで高級感のある仕上がりになります。インテリアに重厚感を出したいときに最適です。

美しい木目 直線的な木目の中に波状の模様が入ることがあり、見る角度によって表情が変わります。木目の主張はオークほど強くなく、上品な印象があります。

硬くて丈夫 広葉樹の中でも硬めの部類に入り、傷がつきにくいです。

あえてデメリットを挙げると、この記事で紹介する6種の中で最も高価な部類に入ります。

また硬いためこぎりでのカットやビス打ちに苦労することがあります。下穴あけは必須です。

向いている作品

デスク・ダイニングテーブルの天板・テレビ台など、部屋の主役になるような存在感のある作品に向いています。

濃い色味がインテリアを引き締め、空間に落ち着きを与えます。

④ ブラックチェリー 使うほど深まる赤みのある色味

特徴・色味

ブラックチェリーは北米産の広葉樹で、経年変化が最も顕著な木材のひとつです。使い込むほどに色味が深まる変化を楽しめる木材として人気があります。

経年変化が最大の魅力 新材のときは淡いピンクがかったベージュ色ですが、光にさらされるうちに深みのある赤褐色へと変化していきます。この変化は数か月単位で実感できるほど顕著で、使い続けるほど味わいが増します。

なめらかな木目 木目は比較的細かく均一で、表面がなめらかに仕上がります。塗装のりもよく、オイル仕上げで美しい光沢が出ます。

硬くて丈夫 適度な硬さがあり、傷がつきにくいです。

あえてデメリットを挙げると、直射日光に当たると変色が早く進みすぎることがあります。

また新材の状態では色味が地味に感じる場合があります。経年変化後の色味を確認してから購入を決めることをおすすめします。

向いている作品

デスク・テーブルの天板・チェストなど、長く使い続けることで経年変化を楽しめる作品に向いています。

「育てる家具」として愛着を持って使いたい方におすすめです。

⑤ ホワイトアッシュ タモに似た明るい色味

特徴・色味

ホワイトアッシュは北米産の広葉樹で、日本のタモの近縁種です。見た目・硬さ・加工のしやすさがタモと非常に似ており、タモの代替材として使われることも多いです。

タモに似た明るい色味 クリーム色から明るいベージュ系の色味で、タモと並べても見分けがつきにくいほど似ています。木目はタモよりやや粗めではっきりしていますが、主張が強すぎず扱いやすい見た目です。

硬くて丈夫 広葉樹の中でも硬い部類に入り、傷がつきにくいです。

タモより入手しやすく価格が安め 国内での流通量が減っているタモと比べて、ホワイトアッシュは比較的安定した価格で手に入りやすいです。「タモが好みだがコストを抑えたい」という場合の代替候補として最適です。

あえてデメリットを挙げると、タモと比べると経年変化が少なく、長く使っても色味の変化をあまり楽しめません。

向いている作品

デスク・ダイニングテーブルの天板・棚板など、広葉樹をコスパよく使いたい場面に向いています。

初めて広葉樹材を使う作品の材料としておすすめです。

⑥ メープル 白く明るい上品な色味

特徴・色味

メープルはカエデ科の広葉樹で、カナダやアメリカ産のものが多く流通しています。白く明るい色味と均一な木目が特徴で、シンプルで上品な見た目が人気です。

白く明るい色味 クリーム色から白に近い明るい色味で、この記事で紹介する6種の中で最も明るい色味です。部屋を広く明るく見せたいときに最適で、北欧風・モダンなインテリアとの相性が特によいです。

均一で細かい木目 木目が細かく均一で、表面がなめらかに仕上がります。木目の主張が少ないため、インテリアを選ばないシンプルな見た目になります。

非常に硬い この記事で紹介する6種の中で最も硬い部類に入ります。傷がつきにくく、耐久性が高いです。

あえてデメリットを挙げると、非常に硬いためこぎりでのカットやビス打ちに苦労することがあります。下穴あけは必須です。

また白い色味のため、汚れや傷が目立ちやすい面があります。

向いている作品

デスク・キッチンカウンターの天板・棚板など、明るく清潔感のある作品に向いています。

白っぽい色味を活かして、部屋全体を統一感のある明るい雰囲気にまとめたいときにおすすめです。

広葉樹材はどこで買う?

ホームセンターでは手に入りにくい

広葉樹材はSPF材やパイン集成材と違い、ホームセンターではほぼ手に入りません。

取り扱いがある店もありますが、樹種が限られていたり、サイズの選択肢が少なかったりすることがほとんどです。

広葉樹材を確実に手に入れるにはネット通販を利用するのが現実的です。

マルトクショップがおすすめ

広葉樹材のネット購入で、かめとんぼがおすすめするのはマルトクショップです。

マルトクショップ 公式サイト

マルトクショップをおすすめする理由は次の3点です。

樹種が豊富 ゴム・アカシア・タモ・ウォールナット・オークをはじめ、多くの樹種の集成材を取り扱っています。この記事で紹介した広葉樹材はすべて対応しています。

サイズをミリ単位で指定できる 天板のサイズを自由に指定してカットしてもらえます。ホームセンターのカットサービスと同じ感覚で、必要なサイズに切った状態で届けてもらえます。

木材の性質・価格帯チャートが公開されている 樹種ごとの硬さ・価格帯・用途をチャートで確認できるため、どの木材を選ぶか迷ったときに参考になります。

マルトクショップでの購入方法や注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

今回はDIYで使う広葉樹6種の特徴と選び方、購入方法を紹介しました。

広葉樹は硬くて傷がつきにくく、毎日使う家具の天板に最適

初めて広葉樹を使うならホワイトアッシュがコスパ面でおすすめ

木目を目立たせたくないならタモ、濃い色味ならウォールナット、明るい色味ならオーク・メープルを選ぼう

経年変化を楽しみたいならブラックチェリー一択

広葉樹材はホームセンターでは手に入りにくいため、マルトクショップでの購入がおすすめ

マルトクショップ 公式サイト

木材選びの全体像については、こちらのまとめ記事で解説しています。

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