DIYで木材を切った後、そのまま組み立てていませんか?
実はやすりがけをひと手間加えるだけで、表面の触り心地や塗装のクオリティが大きく変わります。
この記事では、木工DIY初心者が最初に揃えるべきサンドペーパーの種類と番手、正しいやすりがけの手順をわかりやすく解説します。
木工DIYにおすすめなサンドペーパーの種類
揃えるべき番手(粗さ)
荒削り・中仕上げ・仕上げの場面ごとの使い分け
きれいに仕上げるための注意点

DIYについての知識やポイント、知って得する情報などを紹介します。
現在は賃貸マンションに住んでいて、9割以上の家具を自作しながら理想の部屋づくりを楽しんでいます。
本業は機械設計の仕事をしています。
結論 木工DIYで使うサンドペーパーの種類と番手はこれ
まずは結論からお伝えします。
木工DIYで使うサンドペーパーは、
種類:「空研ぎペーパー」
番手:「#60・#120・#240」の3種類
を揃えておけば間違いありません。
「空研ぎペーパー」は、ホームセンターでよく見かける茶色の「紙やすり」ではなく、白っぽい色味のサンドペーパーです。
紙やすりよりも破れにくく、目詰まりがしにくいため、耐久性が高いコスパのいいサンドペーパーです。
あまりホームセンターでは見かけないため、かめとんぼはいつもネットで購入しています。
番手の#60・#120・#240はそれぞれ
#60:木材の荒削り
#120:表面を整える・面取り・バリ取り
#240:塗装前の下地処理の仕上げ・塗装後の仕上げ
といった使い分けです。
ここからは、サンドペーパーの種類と番手の選び方や使い方などを紹介します。
サンドペーパー(紙やすり)とは?

サンドペーパーは、木材などの仕上げや下地の処理に使う道具です。
表面の細かい傷やへこみをなくし、触り心地のいい仕上がりへ向上させることが目的です。
「サンドペーパー」=「紙やすり」というように同じ意味で使われることの多い言葉ですが、あとから紹介するように紙やすりはサンドペーパー種類の中の一つです。
具体的な用途としては、
材料表面の下地処理
バリ取り(切断したときに出るバリ(ささくれ・トゲ)をとること)
面取り(材料の角をなめらかにすること)
ウェット研磨(オイル塗布後、乾く前に研磨する技法。表面がツルツルになる)
古い塗装を剥がす
などに使われます。
サンドペーパーの種類
一言にサンドペーパーといってもいくつかの種類があり、ここでは代表的な4つの種類を紹介します。
紙やすり

一番よく知られている茶色のやすり
一番手に入りやすい
安い
破れやすい
紙に研磨粉が接着してあり、水にぬらすとふやけて使えなくなる
布やすり
破れにくい
電動サンダーに取り付けて使用するため、手やすりでは使わない
空研ぎペーパー ←おすすめ
白っぽい色
木材の研磨粉が詰まりにくく、長持ち
強度がある
値段は紙やすりより高いが、紙やすりより圧倒的に長持ちするためコスパが良い
かめとんぼはいつもこの空研ぎペーパーを使っています。
あまりホームセンターでは売っていないため、Amazon等で買うのがおすすめです。
耐水ペーパー

水に濡れてもふやけない紙と接着剤が使われている
オイルを塗ったときに、乾く前に研磨する「ウェット研磨」に使用する
番手が大きい(目が細かい)ものが多い
サンドペーパーの番手とは?

サンドペーパーにはさまざまな粗さがあり、「番手」という表し方をします。
番手は#200、#1000などと表し、「ニヒャクバン」、「センバン」と読みます。
小さい数字のものは目が荒く、大きい数字のものは目が細かくなっていきます。
下地処理や荒い加工には小さい番手を、仕上げ処理には大きい番手をという使い分けです。
番手は連続した数字が使われるわけではなく、#120、#240、#400といった具合に飛び飛びの値となっています。
木工DIYで使う番手の選び方

番手は大きく粗目・中目・細目という呼び名で分けられており、次のような場面で使います。
粗目#40~100:木材の荒削り
中目#120~#240:下地処理・面取り・バリ取り・塗装後の仕上げ
細目#320~#400:塗装後の仕上げ
#40以下、また#400以上の番手もありますが、DIYで使うのはおおよそこの範囲です。
中でも下の3種類を使うことが多く、この3種類を揃えておけばほとんど困ることはありません。
#60:木材の荒削り
#120:表面を整える・面取り・バリ取り
#240:塗装前の下地処理の仕上げ・塗装後の仕上げ
ちなみに、この中でかめとんぼが一番使うのは#120です。
やすりがけの正しい手順と注意点

続いて、やすりがけの正しい手順と注意点を見ていきます。
荒い目(小さい番手)→細かい目(大きい番手)の順で削る
表面の粗い木材では#60→#120→#240、それ以外では#120→#240の順に番手を変えながら削っていきます。
これは削るスピードと仕上がりの両立をするためです。
初めから細かい(数字の大きい)番手で削り始めてしまうと、いつまで経っても大きなキズが消えないので注意しましょう。
木目に沿ってかける

やすりがけをするときは、木目に沿って動かすことが重要です。
木目に垂直に動かしてしまうと、キズが目立ってザラザラな仕上がりになってしまいます。
ホルダーに取り付けたり、木に巻いて使う

塗装の下地処理などで広い面をやすりがけする場合は、ホルダーやあて木を使うことが重要です。
これは手でサンドペーパーを押さえて削ると、指の所だけに力がかかって均一に削ることが難しいからです。
手で抑えた時のサンドペーパーを見てみると、指の形に削り粉がついていて、難しさを実感できると思います。
あて木をすることで力が均等にかかり、平らな面を均等に削っていくことが可能です。
紙やすり以外のやすりの種類

最後に、紙やすり以外の種類のやすりも見ていきます。
スポンジやすり
スポンジやすりは、スポンジの表面に研磨粉が接着してあるやすりです。
特に、曲面のやすりがけをする時に便利なタイプです。
スポンジが曲面でも密着しやすいため、細かい箇所でもきれいにやすりがけすることが可能です。
また、洗って何度か使えるため、長持ちすることも特徴です。
基本的なDIYには上で紹介した空研ぎペーパーで十分ですが、木製の模型のような、こまかい作品を作るときには役に立ちます。
電動サンダー
電動サンダーは、先端にパッドを取り付けてモーターの力でやすりがけをする道具です。
特に広い面積を短時間でやすりがけしたいときに力を発揮します。
手作業では時間のかかるテーブルの天板や棚板の仕上げも、電動サンダーを使えばあっという間にきれいになります。
まとめ
今回は木工DIYで使うサンドペーパーの種類と番手の選び方、使い方を紹介しました。
・種類は「空研ぎペーパー」がコスパ最強でおすすめ
・番手は#60・#120・#240の3種類を揃えればほぼ困らない
・やすりがけは荒い番手から順に、木目に沿って、あて木を使って













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