DIYで木材を測ったり家具の置き場所を確認したりと、コンベックス(メジャー・スケール)は毎回必ず使う道具です。
種類が多くてどれを選べばいいか迷いますが、結論からいうとコメロン製のKMC-31RMが最適です。
この記事では、その理由とコンベックスの選び方のポイントをわかりやすく解説します。
DIY初心者におすすめのコンベックス
コンベックスのサイズ・特徴と選び方
コンベックスの使い方の注意点

DIYについての知識やポイント、知って得する情報などを紹介します。
現在は賃貸マンションに住んでいて、9割以上の家具を自作しながら理想の部屋づくりを楽しんでいます。
本業は機械設計の仕事をしています。
結論 DIYにおすすめのコンベックスはこれ! KMC-31RM
まずは結論からお伝えします。
かめとんぼが考えるDIYで一番使いやすくてコスパ抜群のコンベックスは
コメロン製 KMC-31RM 幅19mm×5.5mです。
長さ5.5mで必要十分
ストッパーが手動のシンプル構造で壊れにくい
余分な機能がついていない
安い
マグネット付きで一人で測定しやすい
有名なコンベックスメーカ、コメロン(Komelon)社製のスタンダードなコンベックスです。
長さは3.5m、5.5m、7.5mの3パターンがありますが、5.5mを買っておけば大抵の作業に使えます。
3.5mでもおおよそ問題はありませんが、部屋の置き場所の寸法を測ったりする場合などに5.5mがあると助かる場面もあります。差額も+200円程度なので、迷ったら5.5mがベターです。
また、類似商品でストッパー機能が複数ついているものもありますが、かめとんぼは手動のシンプルなストッパー1個が好みです。
これは使っているうちにストッパー機能が調子悪くなって戻りが悪くなったり、解除したと思っていてもほかのストッパーが効いていたりして操作性が悪かったりするためです。
ここからは、コンベックスの基本や選び方などを紹介します。
コンベックス(メジャー・スケール)とは?

コンベックスという名前を聞き慣れない人も多いかと思いますが、長さを測る道具のひとつです。
コンベックス・メジャー・スケール・巻き尺など様々な呼び方がされておりますが、呼び方の違い・定義を調べてみても諸説あり、明確な定義はなさそうです。
そのため、このブログではコンベックスという名前で統一して説明していきます。
先端を引っ張るとテープ状の金属が出てきて、長さ・距離を測る道具で、DIYの中では木材の長さを測ったり家具・家電を設置する場所を測ったり、いろいろな場面で使う無くてはならない工具の1つです。
DIYで使う比較的シンプルなタイプのものから、大工さんなどのプロが使う便利な機能が沢山ついたものまで、いろいろな種類があります。
英語のコンベックス(convex)は、「凸状の」という意味です。
コンベックスのテープの部分を引き出してよく見ると、テープの幅の中央の部分が盛り上がったアーチ状の形をしていることが分かります。
こうすることで長く伸ばしても折れにくくなっており、この凸状の形がコンベックスの名前の由来となっています。
コンベックスの選び方

Amazonなどでコンベックスを調べてみると、様々な機能がついているものがあります。
そこでここでは、コンベックスの基本的な性能、見るべきポイントや、便利な機能について、次の5つの項目を紹介します。
長さ
テープ幅
ストッパーの有無
テープ・ケースの材質
ケースの耐衝撃性
先端マグネット
オートストップ・セルフロック
長さ
長さは3.5m ~ 5.5mくらいのもの、特に5.0mや5.5mのものがおすすめです。
実際に5.5m目いっぱい使って測ることはほとんどありませんが、カーペットやカーテンの幅を測ったり、少し大きい物を作るときに余裕ができます。
5mのコンベックスが1mのコンベックスより5倍も値段が高いという事は無いので、実用より少し長めの3.5m ~ 5.5mくらいのものがGOODです。
テープ幅
テープの幅は、16mm・19mm・25mmなどがありますが、大抵の場合は長さによって幅も決まってきます。(=長さが同じ、幅のバリエーションがあるような商品はありません。)
一般的には長さ5.5mなら幅19mmが標準的です。
ストッパーの有無
コンベックスの中には、外側のケースにストッパーが付いており、テープを出した状態で固定できるタイプのものがあります。
かめとんぼ的には、絶対にストッパーのあるタイプがおすすめです。
また前述したように、手動のシンプルなストッパー1個が好みです。
使っているうちにストッパー機能が調子悪くなって戻りが悪くなったり、解除したと思っていてもほかのストッパーが効いていて操作性が悪かったりするためです。
ストッパーがあれば、テープを伸ばした状態でキープができるため、一人で長さを図る場面や、コンベックスから手を離して全体を確認するなどの場面に役立ちます。
テープ・ケースの材質
コンベックスのテープには、主に炭素鋼と呼ばれる金属が使われます。
炭素鋼はばねや刃物などにも使われる材料で、曲げ、折れなどに対する強度と、巻き戻すための柔軟性を持った材質です。
また、一部のコンベックスでは、ステンレスなどの錆びにくい材質も使われます。
屋外でも特に雨の当たる現場や、海の近くの作業場で使われることが多いですが、DIYをする中ではめったにお目にかかることはないでしょう。
ケースの材質は、多くの場合はプラスチックの樹脂が使われます。
これは、落としたときに割れない堅剛さと、金属には無い耐衝撃性をもつ必要があるからです。
ケースの耐衝撃性
ケースの耐衝撃性も、コンベックス選びの大切な要素の1つです。
コンベックスはDIYをする中でも使う頻度が高いため、その分落として壊してしまうリスクも高まります。
特に本職の大工さんでは高い場所から落としてしまったり、動く時に腰につけたコンベックスがどこかに当たってしまうなど、ぶつけて壊してしまう場合がたくさんあります。
そのため、各メーカーはコンベックスの耐久性には力を入れており、丈夫さを求めたモデルは各社がしのぎを削っています。
DIYの観点から言うとある程度の耐衝撃性は必要ですが、メーカーから出ているトップレベルの耐衝撃モデルは必要無いんじゃないかなと思います。
もちろん丈夫さが合った方がいいのはもちろんですが、DIYで使う頻度を考えると、先端のフックを守るガード部分と、本体を守る樹脂のケースがついていれば十分かなと思います。
先端マグネット
先端にマグネットがついており、鉄などの金属部品を測るときに張り付いて測定しやすいタイプがあります。
一人でも測定ができて便利な一方、地面につけると砂(砂鉄)を吸着してしまうので、取り扱いには注意が必要です。
オートストップ・セルフロック
引き延ばした状態で勝手に止まる、オートストップ(セルフロック)機能のついたコンベックスもあります。
かめとんぼ的には、この機能は正直なくても問題ないと思います。
というのも、このタイプは操作性が一般のコンベックスと異なる(引き込むときはボタンを押す)ことや、耐久性にやや難があることから、休日に使うくらいのDIY用途ではこの機能がないほうが逆に使いやすいのではと思っています。
ブランド別おすすめコンベックス
コンベックスのいろいろな機能、ポイントを見てきましたが、それらの中で必要な機能に絞った、DIYや普段使いに合ったおすすめのコンベックスを紹介します。
コメロン
先述した通り、かめとんぼはコメロン KMC-31RMをおすすめします。
長さ5.5mで必要十分
ストッパーが手動のシンプル構造で壊れにくい
余分な機能がついていない
マグネット付きで一人で測定しやすい
上記のような機能的なポイントがありながら、1000円以下の値段でコスパも問題なしです。
また細かい点では、JIS1級の目盛となっており、目盛り精度がいい点もおすすめできるポイントです。
タジマ
タジマ製のおすすめは、GL1955BL 5.5m×19mmです。
業界王手のタジマ製で、長さは5.5m、ストッパー付と選ぶときのポイントを満足したコンベックスです。
また、初心者には不要な頑丈過ぎる外側ケースやごっつい落下防止ストラップはついていません。
コンベックスあるあるの、落としてフックを曲げてしまうことを防ぐため、収納したときにフックが隠れるようにカバーがついていることもポイントです。(ちなみに上のコメロンの製品も、収納時にフックがカバーに隠れます。)
十分な機能がついて、かつ余分すぎる機能も付いていない必要十分な商品ですが、上の結論でも紹介したコメロン KMC-31RMと比較すると値段が倍くらい違う点がネックです。
コメロンに対して、ケースがより頑丈そう、「タジマ」のブランド!という特徴がありますが、よほど細かい機能にこだわりがなければコメロンKMC-31RMで問題ないかと思います。
コンベックスの使い方の注意点

コンベックスの使うときには、先端の金具(爪)の使い方と取り扱いには注意しましょう。
コンベックスの爪は少し動く構造になっています。

これは、爪を材料にひっかけて測定するときと、爪を材料に押し当てて測定するときに、先端の厚みによる誤差をなくすための構造です。
もしコンベックスを落としたり、何かにぶつけてしまうと、この爪が曲がってしまうことがよくあります。
曲がってしまうと正確な寸法が測れなくなってしまうため、使用時や保管時には曲げないように注意しましょう。
まとめ
今回はDIYにおすすめのコンベックスを紹介しました。
・DIYの1本目はコメロンKMC-31RM(5.5m・マグネット付き)がコスパ最強
・ブランドにこだわるならタジマも候補だが、価格差を考えるとコメロンで十分
・ストッパーは手動シンプルタイプが使いやすくて壊れにくい
・先端の爪は曲げやすいので取り扱いに注意













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