PR

【5step】DIYでテーブル(PCデスク)を作る方法!【1万円台で机作り】

家具づくり

こんにちは!

かめとんぼです。

今回は、DIYで理想のテーブル(PCデスク)を作る方法を解説します!

かめとんぼ

DIY歴15年の20代サラリーマン・メカエンジニアです。
DIYのコツ・ポイント・得する情報を紹介します。

かめとんぼをフォローする
この記事で分かること

PCデスクの作り方

PCデスク作りに必要な部品・道具

PCデスク作りでかかった金額

はじめに

PCデスクは、在宅ワーク用のデスクや書斎のデスクとして一台は持っておきたいもの。

一方で、既製品を購入すると10万円以上の物も珍しくない高価な家具の1つです。

そこで、既製品を買うのではなく自分で天板と脚を用意してDIYをすれば、自分にぴったりの世界に一台のPCデスクを、手頃な値段で手に入れることができます。

そこで今回はPCデスクの作り方として、必要な材料・道具・作り方ポイントについて解説します。

自分好みのデザイン、色味をイメージしつつ、自分に合った世界で一台のPCデスクを作ってみましょう。

ざっくりとした作り方のイメージ

まずは細かい作り方、材料の説明に入る前に、ざっくりとした作り方のイメージを理解しましょう。

デスクを作るときの工程は、大きく次の5工程からなります。

①天板をカットする

   ↓

②塗装する

   ↓

③天板の反りを防ぐ構造を作り、取り付ける

   ↓

④脚を作る

   ↓

⑤天板を脚と固定する

このイメージがあると、以降の説明が分かりやすくなると思います。

使った材料

続いて、今回のDIYで使った材料を見ていきます。

1.天板(中央) パイン集成材 1200mm×900mm×18mm 約7,000円

2.反り止め用角材(左) パイン材 30mm×40mm×800mm 4本 合計約1,500円

3.アングル天板止め(左)(2.の固定用金具) 24個 合計約500円

4.脚(右) ニトリ(プレフェ 69 BK) 45mm×45mm×690mm 4本 合計2,000円

5-1.ビス アングル天板止め固定用(M3.1×16) 約300円

5-2.ビス 脚座金固定用(M5×20) 約300円

塗料 和信ペイント 水性ウレタンニス(つや消しクリヤー) 約1000円分

必要な金額

合計金額 約11,100円

今回は約1万円強と、既製品のPCデスクを購入するときと比べて格段に安く作ることができました。

既製品よりも安く作れて、なおかつ自分の思い通りのサイズ感・見た目で作ることができたため、DIYの良さがぎゅっと詰まった作品になっています。

それぞれの材料を選んだ理由や、安く作ることができた理由については、次の工程順の説明の中で説明していきます。

使った道具

続いて、今回のDIYで使った道具を紹介します。

1.刷毛・紙コップ

2.紙やすり(240番・400番)

3.電動ドリルドライバー 【レンタルできる】

4.ドライバービット

5.メジャー(コンベックス) 

6.さしがね

7.鉛筆

8.ドリルビット

9.丸のこ 【なくてもOK】

今回のDIYで必要になったのは、

塗装をする時に使う1.刷毛・紙コップ2.紙やすり

ビスを打つための3.電動ドリルドライバー4.ドライバービット

・ビスを打つ場所の目印をつけるための5.メジャー(コンベックス) + 6.さしがね + 7.鉛筆

・ビスを打つ下穴を開けるための8.ドリルビット

です。

9.丸のこは角材の角を飾りつけで切り落とすのに使いましたが、使わなくてもデスクを作ることはできるので、【なくてもOK】としています。

3.電動ドリルドライバーは、ホームセンターのレンタルサービスでレンタルすることができます。

初めから道具に大金をかけるのはちょっとと言う人は、レンタルサービスを使ってみるのも手です。

一方、この後もDIYをする予定があるかもと言う人は、ぜひ自分用の電動ドリルドライバーを購入するのをおすすめします。

かめとんぼがDIY初心者の人に一番おすすめしているのは、マキタの充電式ドライバドリル DF030DWX です。

このドリルドライバーは、穴あけ、ねじ締めをするのに十分なトルク(締め付け力)を持ちながら、小型で取り扱いやすいサイズのエントリーモデルです。

DIYに必要な機能を備えながら、プロが使うハイスペックすぎる機能はそぎ落とした、休日のDIYで使うにはぴったりのモデルです。

また、電動ドリルドライバー以外にも、このブログでは紙やすり(サンドペーパー)メジャー(コンベックス)さしがねドリルビットに関しても詳しく解説しているので、どんなものを選べばいいかなど、分からないことがあったら参考にしてください。

今回、天板のカットや角材のカットは、ホームセンター木材カットサービスを使用するので、のこぎり丸のこといった切る道具は無くても大丈夫です。

それでは、実際の工程に沿って見ていきます。

①天板をカットする

天板を用意する方法

まず初めは、PCや物を乗せる天板を用意します。

DIYで天板を作る/購入するには次の3つの方法があります。

安さ手軽さ自分好みになるか
1.ホームセンターで手ごろな木材を購入して
 カット・塗装する
2.オーダー天板のサイトを通じて購入する
3.ニトリやイケア等の既製品の天板を購入する

今回はこの中で、安く、かつ自分好みに作ることができる1.ホームセンターで手ごろな木材を購入してカット・塗装する方法を選びました。

ホームセンターで購入するメリットは、自分好みのサイズ塗装で仕上げることができることです。

一方デメリットとしては、カット・塗装労力がかかることです。

また、近くにホームセンターが無かったり、マンションに住んでいる人などで気軽に塗装をする場所がない人には、ホームセンターで購入するのはあまりおすすめできません。

そういった人は、2.オーダー天板をネットサイト経由で購入したり、3.ニトリやイケア等の既製品の天板を購入することで、そういった悩みを解決することができます。

特に2.オーダー天板は、近年はネットサイトが非常に使いやすくなっており、サイズの指定や面取り(角の丸み付け)、塗装の指定も簡単にすることができるため、まったくのDIY初心者でも分かりやすく注文することができます。

対面ではないため時間をかけてじっくり考えることができ、また値段も分かりやすいため、初めてのデスクづくりでは2.オーダー天板を検討してみることをオススメします。

おすすめオーダー天板サイト
木材通販のマルトクショップ

天板によく使われる10種類以上の木材が揃っています。

好きなサイズにカットができ、オプションで様々な加工、塗装をすることができます。

天板のサイズ・厚さ・木の種類選び

ホームセンターで天板を購入する場合、迷うのはサイズ厚さ、それに板の種類ですね。

板のサイズは、今回は、PCデスクとしては少し大きめの1200mm×900mmにしました。

PC一台で作業する程度であれば、800mm×600mm程度のサイズがあれば十分です。

今回はサブディスプレイを使ってPC作業することも考えて、少し大きめの1200mm×900mmにしています。

厚さは、18mm、25mm、30mmといった厚さがよくある板材の厚みです。

今回は、デスクを動かしやすいように軽さを考えて18mmにしましたが、今回のサイズ(1200mm×900mm)以上になれば厚さ25mm、30mmの厚みが欲しいところです。

厚さ 18mm

板の種類は、今回はパイン集成材を使用しています。

パインは白っぽい色味が特徴の木の種類で、集成材は幅5cmほどの木を接合して作られた板材のことです。

ホームセンターにはパイン集成材以外にもスギ集成材・キリ集成材などの様々な集成材や、薄くスライスした板材を重ねたシナ合板・ラワン合板などがありますが、板の種類選びをあまり難しく考える必要はありません。

近くにあるホームセンターで売っている板材で、①見た目 ②値段 ③手触り(毛羽立っていないか)を見て、自分のイメージ、お財布に合った板材を選べばOKです。

今回は、部屋のイメージに一番合いそうなパイン集成材を選びました。

天板の種類選びは一番印象を左右するポイントなので、自分のイメージに合った種類の木材を選びたいところです。

天板のカット

天板をホームセンターで購入した場合は、ホームセンターの木材カットサービスを使って自分好みのサイズに切ってもらうのが一番コスパが高いです。

木材をカットするには、のこぎりを使ったり丸のこを使ったりする方法がありますが、天板のような大きな木材の場合、のこぎりでは非常に大変な作業になります。

また、丸のこも慣れていれば大丈夫ですが、使い方を誤るとけがをしてしまう少し危険な工具です。

一方、ホームセンターの木材カットサービスであれば、50円程度まっすぐきれいなカットをしてもらうことができるので、この方法を使わない手はありません。

オーダー天板を買った場合や、既製品の天板を買った場合にはカット作業が不要なので、ここの工程は飛ばしてOKです。

②塗装する

天板の塗装も、木材の種類選びと並んで自分の””を出すポイントです。

装をすることで、見た目を整えるだけではなく、撥水性キズ保護などの実用的なメリットもあります。

水性ウレタンニスとは

今回はパイン集成材の色味をそのまま生かしたかったので、和信ペイント水性ウレタンニスの「ツヤ消しクリヤー」を塗りました。

木材の塗料の種類はいくつかありますが、今回のように木の色味を生かして、かつ耐水性キズへの強さが欲しい場合は、水性ウレタンニスがぴったりです。

その中でも和信ペイントの水性ウレタンニスは、

匂いが少ない

水性なので塗りにくいときは水で薄められる

食品衛生法に適合しているので食器棚や食卓にも使える

といったメリットがあり、かめとんぼは水性ウレタンニスを使う時はいつもこの和信ペイントのものを使っています。

ここからはいよいよ塗装していきますが、塗装をする時には、天板を角材木っ端(木を切った余り)の上に置いて作業をします。

こうすることで、コンクリートやアスファルトの上に直接木材を置いて傷がつくをの防げたり、ひっくり返したときに乾いてない部分があった場合に、地面の砂や草が付着してしまうことを防ぐことができます。

塗料(水性ウレタンニス)の塗り方

板材を塗装する準備ができたら、塗料の入れ物に書いてある使用方法に沿って塗っていきます。

上で紹介した水性ウレタンニスの場合、塗る工程は大きく4つあり、

1. 表面を紙やすり(240~320番)で荒らす

2. ウレタンニスを塗る

3. 1~2時間ほど乾かしたら紙やすり(400番)で整える

4. 再度ウレタンニスを塗る

この4つの工程で行います。

1.表面を表面を紙やすり(240~320番)で荒らす

最初に紙やすりで荒らすのは、ウレタンニスを木材にしっかり付着させるためです。

この時は紙やすりを木っ端(木を切った余り)に巻き付けて木の目に沿ってやすりがけをします。

木材の角を丸くしたい場合は、この時に合わせてもやすりがけをして丸くしておきます。

やすりがけをしたら、ほうきなどで木くずを払ってウレタンニスを塗っていきます。

2.水性ウレタンニスを塗る

塗る時のポイントは次の5つです。

ポイント1 目に沿って塗る

塗るときも、やすりがけと同様に木の目に沿って塗ることで、刷毛の跡が目立ちにくくきれいに仕上がります。

ポイント2 紙コップ等に出して塗る

刷毛にニスをつけるときは、ウレタンニスが入っている缶に直接刷毛を入れて塗るのではなく、紙コップなどに移して塗ることで、刷毛が扱いやすく、また動きながらの作業もやりやすくなります。

ポイント3 日陰で塗る

塗る場所は日陰で風通しの良いところで塗りましょう。

特に暑い日のひなただと、塗ったらすぐに乾いてどこを塗ったかわからなくなってしまうため、家の影や車庫などの日陰で塗ることをおすすめします。

ポイント4 両面塗る

一面を塗って30分程経って乾いたら、ひっくり返して裏面を塗ります。

この時、乾く前にひっくり返すと下の物がひっついてしまうので、乾いてからひっくり返します。

「机のような片面しか使わないものでも両面塗ったほうがいいの?」と疑問に思うかもしれませんが、かめとんぼは両面塗るようにしてしまいます。

昔に片面しか塗らず、乾いた時に少し板が反ってしまった経験があるので、特に机のような日常的に手に触れて、反ってしまうと気づくような家具を作る場合は、少し大変ですがなるべく両面を塗るようにしています。

ポイント5 しっかり乾かす

裏面も塗り終わったら、缶に書いてある乾燥時間の間乾かします。

3.紙やすり(400番)で整える

乾かしたら、今度は先ほどより少し細かい400番程度の紙やすりで表面をやすり掛けします。

ここでやすり掛けをすることで、一度目の塗装で少し毛羽立った木の表面を削ることができ、二度塗りをしたときにすべすべの手触りに仕上がります。

手で触る→やする→再度触る

といった順で、表面が毛羽立っているところがなくなるように、満遍なくやすり掛けをしていきます。

4. 再度ウレタンニスを塗る

その後、再度ほうきで表面をきれいに掃いたら2回目の塗装です。

2回目も再度両面を塗ったら、再び缶の使用方法に書いてある乾燥時間の間乾かしてしっかりと塗料を付着させます。

基本的には2度塗り後はやすり掛けは必要ありませんが、厚塗りになってしまって刷毛の跡の手触りが気になる場合には、400番程度の紙やすりを軽くかけると、すべすべの手触りに仕上がります。

ここまでで、木材をカット・塗装する工程は終了です。

次からは天板の反りを防ぐ構造を作り、取り付けていきます。

③天板の反りを防ぐ構造を作り、取り付ける

反りを防ぐ構造の種類

いきなり「反りを防ぐ構造」と聞くと難しく感じてしましますが、順を追って簡単に解説していきます。

①で作った天板は、30mm以上の特に厚い板材を除いては、そのまま脚を取り付けただけだと次第に反ってしまいます。

そこで、天板の裏側に角材金具を取り付けて、木材が反るのを防ぐというのがこの工程の目的です。

実際に既製品の机では天板の裏側には反りを防ぐ構造が取り付けてあり、その中でDIYでは次の3つの方法が良く用いられます。

特殊な工具労力の小ささ難易度目立ちにくさ
1.L字の金具を埋め込むトリマー×
2.角材を並べて取り付ける
3.枠型に角材を取り付ける
既製品の机 3.枠型に角材を取り付ける方法

今回は、2.角材を並べて取り付ける方法で、30mm×40mm×800mmの角材を4本、アングル天板止めという名前の金具で固定する方法を使ってみたので、そのやり方を解説していきます。

このアングル天板止めを使った反り止めは、L字の金具を埋め込むための工具も必要なく、また上の写真のような枠型の角材のように側面からは見えにくいため、見た目もスッキリすることが特徴の反り止め方法です。

アングル天板止めを使う反り止めは、天板が反るのを防ぐ向きに角材を取り付けます。

天板が反る向きについて、今回は天板に集成材を使いましたが、集成材は目の方向(=接合してある木一つ一つの長手方向)に垂直に反る傾向があります。

そのため今回は、上の絵では横方向に角材を取り付けます。

反り止め用の角材

今回用意した角材は、長さを天板の長さから100mmマイナスした長さに切って、見た目をかっこよくするために先端は15°くらいの角度になるよう、カットしてあります。

先端の斜めカットはホームセンターではできないので自分で丸のこでカットしましたが、表から見える場所でもないため、無理に斜めにカットしなくても大丈夫です。

アングル天板止め(駒止め金物)とは

アングル天板止めは、上の角材を天板に取り付けるための専用の金具です。

別名を駒止め金物とも言います。

このアングル天板止めは、ビスを打つ穴の1つが長穴になっていることが特徴です。

長穴になっている理由として、木材は空気中の水分を吸ったり吐いたりして膨張・吸収をしており、厚み方向に変形が起こると反りが生じます。

この木材の膨張・収縮は完全に止めることはできず、もしも金具等でガッチリと固定してしまうと膨張した木材の行き場がなくなり、割れてしまう場合があります。

そのため、このアングル天板止めは穴の1つを長穴にすることで、縦・横方向の膨張・吸収は許容しながら、反り方向の変形だけをしっかりと止めるという役割をしています。

今回はこのアングル天板止めを、800mmの角材の両端と真ん中に左右計6個取り付けました。

角材の本数は250mm間隔で4本取り付けましたが、完成してから思うともう少し広い間隔でもいいかなと思います。

今回のように1200×900mmの天板の場合、350mm間隔3本で十分かと思います。

アングル天板止め(駒止め金物)の使い方

アングル天板止めを固定するときには、2点注意が必要です。

まず1点目は、長穴天板側に固定することが大切です。

こうすることで天板の膨張・吸収を許容することができます。

2点目は、アングル天板止めの天板側は、天板と少し隙間を空けることが大切です。

こうすることで、天板が膨張・吸収しても金具に引っかからずに変形することができます。

今回は、先ずアングル天板止めを角材に固定し、その後天板に固定する順序としました。

先の2つ目のポイント「天板と少し隙間を空ける」をするために、今回は少し工夫をしています。

アングル天板止めを角材に当てる際に、木っ端にテープを貼って段差を付けた治具を押し付け、確実に段差ができるようにしています。

このような治具を使って作業をすることで、確実に「天板と少し隙間を空ける」ことができます。

こうして、4本の角材にアングル天板止めを取り付けることができました。

あとはこの4本の角材を、端から50~100mm離して等間隔で取り付けることで、②天板の反りを防ぐ構造を作り、取り付けるは完成です。

④脚を作る

天板が用意できたら、次は脚を組み立てていきます。

オーダー天板や既製品の天板を購入した人も、ここからは同じステップとなります。

DIYで作れる脚の構造3選

DIYで作るデスクの脚の構造は、大きく分けて次の3種類があります。

形の自由度手軽さ値段強度
1.角材を組み立てて脚にする
2.既製品の脚(金属製・木製)を購入する
3.カラーボックス・棚などに天板を乗せて脚とする

今回はこの中でも、2.既製品の脚を購入する方法を取りました。

この既製品の足を買うメリットの一つは、DIYでは作ることのできない金属製の脚を使うことができます。

今回は、色の白いパイン集成材の天板に、メタル感のある黒い脚を組み合わせて机としたかったため、既製品の金属製の脚を購入しました。

1.角材を組み立てて脚にする構造は、角材を四角形箱型に組み立てて脚とします。

この構造のメリットは形を自由に決めることができるため、大きい天板用に強度を出すためにガッチリとした脚の構造としたり、脚の中に棚を組み込んで、足元収納にしたりというように、自分で好きな形にすることができます。

今回はこの方法をとっていないため具体的な写真を載せることができませんが、角材を四角(枠型)に組み立てて脚とするのがオーソドックスな形です。

また、3にあるように、カラーボックスなどに天板を載せて脚とする構造もあります。

高さの同じカラーボックスを2つ用意して、その上に天板を載せることで、一番簡単にデスクを作ることができます。

ただしこの方法のデメリットとしては、カラーボックスと天板を固定することが難しいため、天板が動くデスクになってしまいます。

一時的に作業したり、定期的に片付けたりするデスクには向く方法ですが、在宅ワーク用や、書斎に置くデスクにはあまり向いていない方法です。

既製品の脚選びの4つのポイント

2.既製品の脚を購入する方法で脚を用意することを決めたら、ネットショップなどで自分のイメージに合う脚を探していきます。

アマゾン楽天市場といったネットショップでは自作デスク用の脚は多くの種類が出品されており、一番オーソドックスな丸い金属脚を4本使う構造や、コの字型や四角形の脚、カフェのテーブルのようなおしゃれや形の脚などの種類がたくさんあります。

脚選びのポイントは、大きく次の4点です。

1.見た目(形・材質)

2.強度

3.値段

4.天板と固定しやすさ

1.見た目(形・材質)、は言葉通りどんなデザイン材質の脚かと言うことです。

デスクの脚と言っても、円筒状、角柱、コの字形など様々なものがあるため、色々な商品を見て一番イメージに合うものを選んでいきたいです。

2.強度は、忘れがちですが機能的に一番大切なポイントです。

脚だけの商品で強度を考えるのは難しいですが、一つ見分けるポイントとすると、実例として使われている写真と比べて、自分が使おうとしている天板が大きすぎないか、厚すぎないかを見ることで、その脚がどんな天板を使うことを想定しているかを判断することができます。

気に入った脚があまりにも小さい天板にとりついていた場合には、強度的に再考したほうがいいかもしれません。

3.値段はいわずもがな、自分のお財布と相談です。

4.天板と固定しやすさも重要なポイントで、天板に溝堀りや鬼目ナットなどの特別な工法を使わないと取り付けられない脚は、初心者は選ばないほうがいいでしょう。

一番簡単な取り付け方法は、ビスを使って取り付ける方法です。

脚にビスが付属していたらなお良しです。

実際に組み立てることもイメージしつつ、脚選びをしていきましょう。

その中でも今回のDIYでは、かめとんぼが見つけた中で最安だった、ニトリ製の脚を使うことにしました。

価格は破格の2本1000円、4本使っても2000円とのことで、一般的な脚と比べても1/5程度の価格です。

破格の値段なので強度的に少し心配でしたが、現状でもグラつきなどは特に気になっていません。

この脚はニトリのプレフェシリーズのもので、本来はセットになっている既製品の天板に取り付けて机にする、組み合わせデスク用の脚です。

セットになっている天板には、座金をボルトで固定するためのナットが取り付いていますが、今回は天板は自分で用意したのでナットは取り付いていないため、ビスで座金を直接天板に取り付けました。

ニトリさんが本来想定している使い方とは違うので、作製、使用は自己責任となりますが、今のところ問題なく使えています。

⑤天板を脚と固定する

③で脚の準備/購入ができたら、最後に天板と脚を固定していきます。

天板と脚の固定方法は、自分で作った脚を使うか、既製品の脚を使うかで大きく分かれます。

自分で作った脚を使う場合は、ビスを使って固定するのが一番オーソドックスな方法です。

今回は、既製品の脚を使ってデスクを作ったため、既製品の脚を天板に固定する時の手順を解説していきます。

座金を固定する

今回購入した脚は、座金を使ったタイプの脚でした。

座金とは、天板と脚を固定するときに使う金属板のことを言います。

↓右の金属板が座金

座金を使ったの取り付け方は、まずはビスで天板座金を固定し、次に座金を固定します。

座金の真ん中には雌ネジ、脚は雄ネジがついており、脚を座金にクルクルと回して取り付けることで、天板と脚を固定することができます。

そのため、脚を固定する最初のステップとして、まずビスを使って座金を天板に固定していきます。

固定用のビスは、座金は下穴がΦ10であったため、Φ5のビスを使っています。

本当はもう少し太いビスがあればよかったのですが、Φ10に近くて、かつ天板を貫通しないような短いビスが無かったため、Φ5のビスとしました。

穴に対してビスが少し細いため、ワッシャーを噛まして確実にビスが座金を抑えられる構造にしています。

ビスの頭は、ワッシャーをしっかり押さえられるようにトラス型のビスを選んでいます。

ビスを打つときは、太さがΦ5のビスとなると、天板に下穴を開けないと簡単にビスが入っていきません。

そのため、今回はΦ4のドリルビットで下穴を開けています。

ドリルビットを入れすぎてしまうと貫通して穴が開いてしまうので、上の写真のようにビットに養生テープを貼って、深く穴を開けすぎないようにしています。

また参考までに、今回の座金の厚さ3mmでした。

ビスの長さは、(板の厚さ18mm)+(座金3mm)+(ワッシャー1.5mm)=22.5mmnに対して、ビスが貫通して飛び出してこないよう、20mmのビスを選んでいます。

脚を固定する

机の四隅に座金が取り付いたら、最後に脚を固定します。

座金の真ん中に脚を固定するための雌ねじがついているので、脚の先端の雄ねじをクルクルと回して固定していきます。

脚を4本つけたら、PCデスクの完成です。

テーブル(PCデスクの作り方) まとめ

今回は、DIYで理想のテーブル(PCデスク)を作る方法について解説しました。

このブログでは、他にもDIYについての知識やポイント、知って得する情報などについて紹介していきます。

一緒に学んで、楽しいDIYにしましょう。

かめとんぼ

コメント

タイトルとURLをコピーしました