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【DIYの木材選び】針葉樹と広葉樹の違いをDIY材料の視点から解説!

木材

こんにちは

かめとんぼです。

今回は、針葉樹と広葉樹の違いDIY材料の視点から解説します。

かめとんぼ

DIY歴15年の20代サラリーマン・メカエンジニアです。
DIYのコツ・ポイント・得する情報を紹介します。

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この記事で分かること

DIYで使う木材の種類

針葉樹/広葉樹の特徴の違い

ホームセンターで買える針葉樹/広葉樹

はじめに

木工DIYをする時に誰もが悩むポイントとして、

「どんな種類の木材を使うか」

というポイントがあります。

ホームセンターの木材コーナーを見てみても、木材のサイズ・値段のみが書かれていることが多く、具体的な特徴は書かれていることは少ないです。

そのため、木材をサイズと値段(と見た目)だけで決めてしまうことも多くあり、後になってビスが効かなかったり、反ったり縮んでしまうなどの失敗に気づくこともあります。

そのようなことを避けるためにも、ホームセンターで売っている木材にはどんな種類があるのかを知っておくことで、自分の使いたい用途に適してない木材を選んでしまうことを避けられるだけではなく、設計の段階から具体的な見た目、予算のイメージをしやすくなります。

そこで今回は、DIYの木材選びのポイントの1つ、針葉樹広葉樹違いとその特徴について見ていきます。

木材の種類とは?

木材の種類」についてネット等で調べてみると分かるのですが、DIY用木材の分類の仕方はいくつかあります。

時にはそれらの分類の仕方が混ざっている事も多く、このことが木材選びを分かりにくくしている原因となっています。

一度、木材の分類の仕方について整理してみると、いわゆる木材の「種類」というときは、次の2つの分け方があります。

樹種・・・スギ、ヒノキといった木材の種類による分け方 ←今回関係する分け方

製材方法・・・無垢材、集成材、合板といった製材方法による分け方

樹種はその通り木の種類のことです。

一方、製材方法は木をどのような方法で板材や角材にしているかを表しています。

製材方法による分け方についてはこの記事で詳しく解説しています。

今回はこの2つの中で、スギ、ヒノキといった樹種について注目していきたいと思います。

針葉樹と広葉樹の違い

前述したようにDIYで使われる樹種はスギ、ヒノキといったいくつかの種類があり、実際にDIYをする時にはこれらの中から実際に使う木材を決める必要があります。

この樹種選びを簡単にする1つのテクニックとして

「針葉樹か広葉樹かを決めて木材選びをする」

というものがあります。

小学校や中学校の理科の授業で習ったように、木材は大きく針葉樹広葉樹に分けられており、それぞれ特徴が似ています。

これは葉の形繊維の並びといった植物上の特徴だけではなく、強度加工のしやすさといったDIYに関する特徴も同様です。

そのため、DIYで木材選びをする時には、あらかじめ針葉樹にしようか広葉樹にしようかを決めておくことで、その後の具体的な木材選びを簡単にすることができます。

そこでここでは、針葉樹と広葉樹の特徴について、DIYに関する次の5つのポイントに絞って見ていきます。

代表的な種類

価格

強度

手に入れやすさ

ホームセンターで買える種類

針葉樹の特徴

針葉樹はスギに代表されるように、細くまっすぐ伸びた形が特徴の木です。

無垢材は主になどの角材として使われるものが多く、集成材は板材として使われるものが多いです。。

無垢材:特殊な加工はせず、木から板状・柱状に切り出した木材

集成材:角材・板材を繋ぎ合わせた木材

広葉樹に比べて成長が早いため密度が低く、軽くて扱いやすいのが特徴です。

切った断面は白っぽい色をしている種類が多いです。

同じ種類の木であれば木ごとの個体差が少ないため、個別の管理が必要ないことから大量に製材され、ホームセンターなどでもよく見かけられます。

代表的な種類

・スギ

・マツ

・ヒノキ

・ツガ

・ヒバ

価格

成長が速く短い時間で生育ができるため、広葉樹より価格は安い傾向です。

強度

成長が速く木の密度が低いため、柔らかく加工がしやすい木材になります。

加工時の切断、穴あけが容易な一方、物を落としたりぶつけた時に傷がつきやすいです。

手に入れやすさ

価格が安いため、ホームセンターでも簡単に手に入るものが多いです。

ホームセンターで買える針葉樹

ホームセンターで買える代表的な針葉樹はこの6つです。

SPF

スギ

マツ

ヒノキ

パイン(集成材)

キリ(集成材)

SPFは2×4材で使われる木材です。

特徴の似ているスプルース・パイン・ファーをまとめてSPFと表し、どの木材かを区別して流通していません。

上の4種類の価格

SPF≦スギ=マツ<ヒノキ

といった傾向です。

下2つのパイン・キリは集成材として見かけることが多く、この2種類の集成材はほぼどのホームセンターでも手に入れることができます。

広葉樹の特徴

広葉樹はの木に代表されるように、枝分かれしながら曲がって伸びていく形が特徴の木です。

成長するにつれて太さを増していくものが多く、太い部分は板材としても使われます。

ゆっくりと時間をかけて育つため、密度が高く重い材木が多いです。

美しい木目を持つ種類が多く、木目の模様によって値段が大きく変わるものもあります。

同じ種類でもそれぞれの材木によって個体差があるため、それぞれの管理が必要でありホームセンターではほとんど見かけません

代表的な種類

・キリ

・ケヤキ

・タモ

・チーク

・クリ

価格

針葉樹と比べて価格が2倍、3倍〜と高額になります。

特に貴重な種類の木材や、一枚板になるようなサイズの大きな板材は高級家具の材料などになるため、非常に高価な金額が付けられます。

強度

密度が高いため、物を落としたりぶつけたりしても傷がつきにくいことが特徴です。

手に入れやすさ

ホームセンターではほとんど見ることができないため、DIYの材料として手に入れるためにはネット通販材木屋などで購入する必要があります。

近年は木材を取り扱う通販サイトも増えてきており、初心者でも気軽に手に入れることができるようになってきました。

ホームセンターで買える広葉樹

一部の大きいホームセンターでは広葉樹の木材を取り扱っている店舗もありますが、ほとんどのホームセンターでは取り扱っていないことが多いです。

まとめ

今回は、針葉樹広葉樹の違いをDIY材料の視点から解説しました。

このブログでは、他にもDIYについての知識やポイント、知って得する情報などについて紹介していきます。

一緒に学んで、楽しいDIYにしましょう。

かめとんぼ

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