こんにちは!
かめとんぼです。
今回は、DIY初心者さんでも安心して始められる「基本工具5選」を紹介します!!
DIYを始めるのに本当に必要な「最低限の工具」
各工具の選び方とおすすめのポイント
作業がグッと楽になる「あると便利な工具」
初心者が工具をそろえるときの注意点

DIYについての知識やポイント、知って得する情報などを紹介します。
現在は賃貸マンションに住んでいて、9割以上の家具を自作しながら理想の部屋づくりを楽しんでいます。
本業は機械設計の仕事をしています。
DIYを始めるのに本当に必要な工具とは?

DIYで必要な工具と聞くと、電動ドライバーやインパクト、丸ノコなど本格的な電動工具を思い浮かべるかもしれません。
しかし実際のところ、初めからこれらの高価な工具を揃える必要はありません。
まずは「これさえあれば始められる!」という基本的な道具を揃えれば大丈夫です。
この記事では、DIY初心者さん向けに厳選した最低限の工具5選と、その理由を解説していきます。
最低限そろえるべき基本の工具リスト

DIYを始めるときに必要になる、
「測る」
「切る」
「固定する」
「仕上げる」
という作業に対して、初心者さんでも扱いやすく、どんな作品づくりにも応用できる5つの工具を紹介します。
メジャー(スケール)
のこぎり
ドライバー
クランプ
やすり(紙やすり)
それでは1つずつ紹介していきます。
メジャー(スケール)
木材のカット・組み立て時や、完成品を置く場所の寸法を測るために使います。
”コンベックス”という名前で呼ばれるときもあります。
できればストッパー付きで、メモリが読みやすいものを選ぶと作業がスムーズにできます。
のこぎり
木材をカットするための基本工具です。
小学校の図工の時間などで、一度は使ったことがある人が多いのではないでしょうか。
種類が縦挽き/横挽きや、アサリのあり/なしなどでさまざまありますが、まずはオーソドックスな一本を持っておけば大丈夫です。
かめとんぼが最初の一本を選ぶとしたら、こちらのゼットソーの265を選びます。
切れ味がいい
替え刃も含めてコスパ◎
縦挽き、横挽き どちらもこれ一本でできる
このあたりの理由から、迷ったらこれを選べば間違いなしです。
また、真っ直ぐ切りやすいガイド(ソーガイド)と一緒に使うと、失敗が減って安心です。
ドライバー
組み立てでビス(木ネジ)を締めるときに必要です。
DIYに慣れてくると電動ドライバーが欲しくなってきますが、最初は電動でなくても十分です。
先端の形はプラスとマイナスがありますが、まずはプラスドライバーを用意しましょう。
注意したいのは、先端の「➕」の部分には#1、#2といったサイズがあります。
DIYで使うビスは#2がほとんどなので、間違えないようにしましょう。
初めは一本ずつ買いそろえていってもいいですし、↓のようなドライバーセットが一つあってもいいですね。
かめとんぼもこのセットを持っていて、文房具の棚にしまっています。
しっかりDIYをする時は工具箱のドライバーを、日常生活で緩んだネジを見つけた時には文具棚のドライバーセットを というような使い分けをしています。
クランプ

木材をしっかり固定するための道具です。
使う場面としては
のこぎりで木材をカットするとき
組み立てでビスを打つとき
ボンドで貼り付けて固定するとき
など、思っている以上にたくさんの場面で活躍します。
「手で押さえておけばいい」と思いがちですが、実際にはズレてしまうことも多く、クランプの方がはるかにしっかり固定ができます。
また両手が自由になると作業効率が大きくアップだけではなく、安全にDIYをすることができます。
クランプには様々なタイプがありますが、下のようなレバーを握るだけで操作できるタイプが使いやすいです。
やすり(紙やすり)

切断した木材の断面や表面をなめらかに仕上げるのに使います。
表面を整えるだけで、作品の見た目や手触りがぐっと良くなるのがポイント。
塗装をする際には、
1度塗り→やすりがけ→2度塗り
というように途中でやすりがけを挟むと、さらに肌触りがよくなります。
紙製の紙やすりや耐水のものがありますが、まずは一番安い紙製の紙やすり(茶色のやつ)を用意すればOKです。
また、番手(粗さ)の違うものを数種類そろえておくと、荒削りから仕上げまで対応できます。
ざっくりとした目安は、
粗目#40~100 サビ取り・塗装はがし・木材の下加工
中目#120~#240 面取り・バリ取り
細目#280~#800 塗装の下地調整
極細目#1000~ 仕上げ加工
こんな感じです。
まずは、#80と#240(と#320)くらいがあれば、一通りの作業には使えます。
この5つがあれば、基本的なDIYは十分始められます。
最初は「必要最低限」でOK。徐々に作るものが増えてきたら、工具も少しずつ買い足していけば大丈夫です。
あると便利!補助的な工具

最低限の道具があればDIYは始められますが、もう少し作業を快適にしたいなら、プラスで揃えておきたいアイテムがあります。
L字定規(差し金)
木工用ボンド
工具箱
これらがあると作業効率がグッと上がり、仕上がりの精度も良くなるので、余裕があれば検討してみましょう。
L字定規(差し金)
直角を測ったり、線を引いたりする時にはL字定規(差し金)があると便利です。
特に長い木材に線を引く時には、
メジャーで距離を測る→L字定規でまっすぐな線を引く
という具合に使います。
こちらもメジャーと同様、目盛りが見やすいものがおすすめです。
木工用ボンド
ビスで木材を接合する際に、一緒に木工用ボンドを使うことで強度が格段にアップします。
特に細い木材や小物づくりでは「ボンドで仮止めしてからネジで固定」という使い方が便利。
乾くと透明になり、仕上がりもきれいなのがポイントです。
王道のコニシのものが安心です。速乾タイプとの違いは水分量のみです。
工具箱
意外と見落としがちですが、道具をまとめて収納できる工具箱はとても便利です。
DIYを始めると、どうしても道具や小物がバラバラになりがち。
「ネジがどこいった?」「ドライバーが見つからない!」なんてことを防げるので、片付けもスムーズになります。
最初はプラスチック製の軽いもので十分ですが、道具が増えたら頑丈な金属製にステップアップしてもいいですね。
この3つは必須ではありませんが、持っていると「作業がラクになる」「完成度が高くなる」便利アイテムです。
特に工具箱は、作業のたびに道具を探すストレスを減らしてくれるので、初心者さんほど早めに用意しておくと良いと思います。
工具をそろえるときのポイント

DIY用の道具は種類も価格もさまざま。
初心者のうちは「どれを選んだらいいの?」と迷ってしまうことも多いと思います。
ここでは、道具を選ぶときに意識しておきたいポイントを紹介します。
まずは安価なものでOK
最初から高級な道具を揃える必要はありません。
初心者のうちは道具の扱いに慣れていないため、うまく使えなかったり、自分の作業スタイルに合わなかったりすることもあります。
そのため、まずは手頃な価格の道具を使ってみて「本当に必要かどうか」「どんな機能があれば便利か」を体感してから、必要に応じてグレードアップすれば大丈夫です。
道具を1つずつ選んで揃えた方が、無駄がなく、長く愛用できる道具に出会えます。
よく使う道具から優先してそろえる
最初から一気に全部そろえる必要はありません。
DIYの作業内容によって“本当に使う道具”は変わります。
たとえば木材カットを自分でやるならノコギリが必須ですが、ホームセンターでカットサービスを利用するなら不要な場合も。
自分の作りたいものに合わせて、まずは出番の多い道具からそろえていくのがおすすめです。
安全に使えるかどうかを重視する
DIYでは「正確さ」も大事ですが、それ以上に「安全に使えるか」が最重要です。
例えば、のこぎりは持ち手の形やグリップの滑りにくさで扱いやすさが大きく変わります。
ドライバーも、手にフィットしないと長時間の作業で手首を痛める原因になってしまうこともあります。
実際にお店で握ってみて「力を入れやすいか」「滑りにくいか」を確認してから選ぶと安心です。
まとめ
今回は、これさえあればDIYを始められる「最低限の工具リスト」について紹介しました。
あなたの“最初の工具”が、長くDIYを楽しむきっかけになれば嬉しいです!
一緒に学んで、楽しいDIYにしましょう!
かめとんぼ












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