こんにちは
かめとんぼです。
今回は、DIYで使うビス(木ねじ)の太さ・長さの選び方を解説します!!
ビス(木ねじ)選びの5ステップ
DIYで木工作品を作る時の最初の難関として、ビス(木ねじ)選びがあります。
ホームセンターでビス(木ねじ)コーナーを見てみると様々な形・材質があり、どれを選べばいいか迷ってしまうことも。
そこでこのブログ「DIYの1から10まで」では、DIYのビス選びの手助けができるよう、ビス選びの5つのステップについて紹介しています。
今回はこの5つのステップの中でも、5番目のステップであるビスの太さ・長さについて詳しく見ていきます。
ビスの長さ&太さの選び方 結論
まず初めに、このブログで紹介しているビスの長さ&太さの選び方の結論からお伝えします。
ビスの長さの選び方は、
「向こう側」の木材に15~20mm入る長さ
このルールに則って決めましょう。
手前側の木材の厚さを測定して、それに+15~20mmした長さが買うべき長さになります。
ビスの太さに関しては、長さを決めれば自ずと決まるので、特に意識する必要はありません。
このルールを基に、下に掲載している太さ×長さのサイズ表から、自分の使う木材に合わせた太さ×長さを選んでいきましょう。
ここからはより具体的に、このブログでおすすめしている「コーススレッド」という種類のビスを例に、ビスの長さと太さの選び方を解説します。
後半では、DIYでよく使うビスの種類の「コーススレッド」と「スリムビス」の太さ×長さのサイズ表を紹介します。
サイズ表を見ながら、自分の使いたい長さを選ぶ参考にしてください。
最後には、メモとしてビスの長さ、太さがどこの部分を指しているかについても紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
ビスの太さの選び方
まずは、ビスの太さの選び方からです。
といっても、前述したように実際は「ビスの太さを選ぶ」ということはしません。
なぜなら、このブログでおすすめしている「コーススレッド」や「スリムビス」では、後から出てくるサイズ表にあるように、ビスの長さを決めれば太さは決まるからです。
そのため、通常の流れは「ビスの長さを先に決めて、その結果太さも決まる」ということになります。
ビスの長さの選び方
ここからはこのページの一番のポイント、ビスの長さの選び方について見ていきましょう。
先述したように、ビスの長さを選ぶときのポイントは
「向こう側」の木材に15~20mm入る長さ
これを覚えておけばOKです。
このルールを守れば、短すぎて抜けてしまうことや、長すぎて打ち込みが大変になることはありません。
この選び方をベースに、例を見ていきましょう。
例:手前側の木材が40mm コーススレッドの場合
例えば手前側の木材が40mmの厚さなら、40 + 15~20で、全長55~60mmのビスを選びます。
実際に、このブログでおすすめしている「コーススレッド」という種類のビスで選んでみましょう。
コーススレッドには下の表にあるような長さの規格があります。
飛び飛びの長さの規格で、5mm間隔ではないのが覚えづらいですね。
表からいくと、今回は長さ57mm、太さ4.2mmのコーススレッドを選べばいいということになります。
こんな感じでビスの長さ、太さを決めることができました。
下の表にあるように、長さを決めれば太さが決まるので、実際に決めるのは長さのみです。
その長さも、
「向こう側」の木材に15~20mm入る長さ
と覚えておけば100点です。
長さ、太さが決まって、使う本数が決まればあとは買うだけですね。
なお、特にDIYでよく使う木材の1×4材&2×4材にぴったりのビス長さは、下の記事で詳しく解説しています。
コーススレッド 太さ×長さのサイズ表
ここからは、コーススレッドとスリムビスの太さ×長さのサイズ表を見ていきます。
コーススレッドは素早く&強固に木材を固定できる種類で20mm以上の厚さの木材を固定するときに使用します。
コーススレッドには、ねじが山が全体にある「全ねじ」と、先端半分だけにある「半ねじ」があります。
詳しくはこちら
表に書いてあるねじタイプは、それぞれのねじ長さで半ねじか全ねじか「どちらが主流か」です。
全ねじと書いてあっても、全ねじしかないという訳ではないので注意して下さい。
なので、例えば 太さ3.8mm × 長さ51mm は表では全ねじですが、半ねじのものもあります。
スリムビス 太さ×長さのサイズ表
続いてスリムビスの太さと長さの表です。
スリムビスは1×4材などの厚さ20mm以下の薄い板にビスを打つときにおすすめしています。
ビスの長さ、太さってどこの部分?
最後に、メモとしてビスの長さ、太さがどの部分を表しているのかを紹介します。
ビスの長さ
ビスの長さは、先端から頭の平らな面までです。
よく迷うのが、この2つです。
1.先端から頭の平らな面まで
2.先端からギザギザのある部分まで
考え方は、1の先端から頭の平らな面までが木材に入るので、ここまでが長さになります。
もし2の先端からギザギザの部分までだと、「買ってみたら頭が木材から出ちゃった」ということが起きてしまいますね。
ビスの太さ
ビスの太さは、ギザギザの外側です。
こちらも、この2つでよく迷います。
1.ギザギザの外側
2.ギザギザの内側の軸の部分
かめとんぼは「1のギザギザの外側の方が後からノギスで測りやすい」から外側と覚えています。
まとめ
この記事では、ビス(木ねじ)の太さ、長さの選び方について解説してきました。
選び方をもう一度確認すると、ビスの選び方は、
長さ→「向こう側」の木材に15~20mm入る長さ
太さ→長さを決めればサイズ表から決まる
と覚えておきましょう。
このブログでは、他にもビスの種類や材質などの選び方について、DIY初心者にも分かるように徹底的に解説しています。
特にDIY向けのビス選びについては一番わかりやすいサイトを目指して日々改良をしています。
その他にも、DIYについての知識やポイント、知って得する情報について紹介していきます。
一緒に学んで、楽しいDIYにしましょう。
かめとんぼ
参考記事
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