PR

【4種類】DIYで使うビス(木ねじ)の材質の選び方!【ユニクロめっき・ステンレスなど】

ビス・木ねじ

こんにちは

かめとんぼです。

今回は、木工DIYをする時に知っておきたいビス(木ねじ)の材質について解説します!

かめとんぼ

DIY歴15年の20代サラリーマン・メカエンジニアです。
DIYのコツ・ポイント・得する情報を紹介します。

かめとんぼをフォローする
この記事で分かること

ビスの材質の選び方

よくあるビスの材質4選

それぞれの材質の特徴

ビス(木ねじ)選びの5ステップ

DIYで木工作品を作る時の最初の難関として、ビス(木ねじ)選びがあります。

ホームセンターでビス(木ねじ)コーナーを見てみると様々な形・材質があり、どれを選べばいいか迷ってしまうことも。

そこでこのブログ「DIYの1から10まで」では、DIYのビス選びの手助けができるよう、ビス選びの5つのステップについて紹介しています。

今回はこの5つのステップの中でも、4番目のステップであるビスの材質について詳しく見ていきます。

ビスのよくある材質 4選

まずは、ホームセンターなどでよく見かける4種類のビスの材質を紹介します。

これらの違い・特徴を知れば、見た目も機能もクオリティーの高い作品を作ることができ、金銭的にも無駄な出費をすることがなくなります。

逆に材質選びに失敗すると、サビてしまったり強度が足りないことも。

ここで4種類の材質の名前と特徴を確認して、失敗しないDIYをしていきましょう。

まずは初めは、4種類の名前を見てみます。

鉄+ユニクロめっき(クロメートめっき)

ステンレス

鉄+〇〇めっき(銅、真鍮、スズめっき など)

プラスチック(樹脂)

ここからそれぞれの材質の具体的な説明に移る前に、このページの結論として4種類の材質の選び方をフローチャートでまとめてみました。

このチャートに沿って選べば、誰でも自分に合ったビスの材質選びができるはずです!

それでは、4つの材質について具体的に見ていきましょう。

鉄+ユニクロめっき(クロメートめっき)

まず初めは、「鉄+ユニクロめっき(クロメートめっき)です。

本体はで、表面にユニクロめっき(クロメートめっき)という表面処理がされている材料です。

屋内で使うねじ・ビスの材質の中では最もポピュラーで、DIYで使うビスの8~9割は鉄+ユニクロめっき(クロメートめっき)という感覚です。

屋内で使うものDIYするのであれば、この材質を買っておけば間違いありません。

ユニクロめっきはクロメートめっきと呼ばれるものもあり、ユニクロめっきと機能(錆びやすさなど)は変わりません。

色は鉄+ユニクロめっきは銀色、クロメートめっきは金色をしています。

めっきとは・・・??

ユニクロ・クロメートというのは、めっきの種類の1つです。

めっきというとは、金属などの表面に別の薄い金属の層を付けることです。

めっきをする理由としては、表面のサビを防いだり、見た目の色を変えて美しく見せるなどの理由があります。

その中でもユニクロめっきは、表面に「光沢クロメート」という層を作る処理のことをいいます。

この光沢クロメートという層を作ることで少し錆びにくくなっていますが、水分のある所では普通に錆びます

少し余談ですが、かめとんぼは大学の講義で、「めっきは必ず平仮名で書く!」と教わりました。

教授がとても熱弁していたので今でも覚えています。

このブログでもその先生の信念を受け継いで、平仮名で書くようにしています。

鉄+ユニクロめっき(クロメートめっき)の特徴

鉄+ユニクロめっき(クロメートめっき)の特徴はこの2点です。

安い

さびやすい

順に見ていきます。

安い

鉄+ユニクロめっき(クロメートめっき)の特徴の1つ目は、価格が安いことです。

いろいろな場面で使われるので生産数も多く、価格も安くなっています。

後から紹介するステンレスと比べると、1/3~1/5くらいの価格です。

錆びやすい

鉄+ユニクロめっき(クロメートめっき)のデメリットとして、非常に錆びやすいという特徴があります。

屋外や水回りなどの常時水に触れるところでは、錆びてしまうので使わないほうがいいです。

水に触れる場所では、後から紹介するステンレスを使います。

ステンレス

2つ目に紹介する材質は、「ステンレス」です。

ステンレスもDIYや建築現場でよく用いられる材料で、木工で使われる材料は「鉄+ユニクロめっき」とこの「ステンレス」で大半を占めます。

後から特徴で紹介するように、非常に錆びにくいことが特徴です。

ステンレスという名前の由来はステイン(さび)+レス(ない)で、その名の通り錆びにくい金属です。

ステンレスの特徴

ステンレスの特徴はこの2点です。

錆びにくい

鉄+ユニクロめっきより値段が高い

順に見ていきます。

錆びにくい

何度か紹介してきた通り、ステンレスは非常に錆びにくい材料です。

そのため、屋外に置いておく物や、ウッドデッキの作製などに使われます。

材料自体が錆びにくいため、表面に錆止めを塗っている状態とは異なり傷がついてもそこから錆が発生することもありません。

一点注意したいのは、ステンレスは「錆びにくい」という特徴があり、絶対に「錆びない」という訳ではありません。

雨水に当たるくらいではほとんど錆びませんが、塩水に良く触れる場所などでは、塩水が直接当たらないようにするか、定期的に水で洗い流すなどの注意が必要です。

鉄+ユニクロめっきより値段が高い

鉄+ユニクロめっきと値段を比べると、3~5倍くらい価格が高いです。

ステンレスの主成分は鉄ですが、そこに別の金属も入れて合金にする処理をするため、価格が高くなっています。

そのため、錆の心配がない場所での使用では安い鉄+ユニクロめっきを使って、錆びの心配がある所ではステンレスを使うと金銭的に余分なお金を払わずに済みます。

鉄+〇〇めっき(銅、真鍮、スズめっきなどのユニクロめっき以外)

3つ目に紹介するのは、本体は鉄で、表面処理として一番上で紹介した「ユニクロめっき」(クロメートめっき)以外の表面処理がされているビスです。

これらのビスはきれいな見た目をしており、主に装飾用に使われます。

鉄+〇〇めっきの特徴

鉄+〇〇めっきの特徴はこの2点です。

美しい見た目

錆びやすいものが多い

価格が高め

順に見ていきます。

美しい見た目

銅めっきは綺麗な銅色、真鍮めっきは金色など美しい見た目をしており、装飾用に使われます。

そのため、構造用に沢山買って沢山打つというような使い方はしませんが、綺麗に見せたい場所に使うと効果大です。

錆びやすいものが多い

錆びやすいというという特徴は鉄+ユニクロめっきと同じです。

そのため、屋外での使用には向きません。

水に触れる場所にはステンレスを使用しましょう。

価格が高め

鉄+ユニクロめっきと違っている点は、値段が少し高めです。

その分見た目も綺麗なので、少しお金を出してでも綺麗に見せたい所に使うと効果的です。

プラスチック(樹脂)

最後に紹介する材料は、プラスチックです。

あまりプラスチックのねじ・ビスは馴染みがないかもしれませんが、ホームセンターでも一部、取り扱われています。

プラスチックの中には「ポリプロピレン」や「POM」などの様々な種類がありますが、これらは専門的な内容になるため今回は省きます。

DIYでは、機能としてプラスチックのねじ・ビスを選ぶことはほとんどありませんが、色が透明や白色の物、他にもカラフルな色をしたものが多く、見た目を生かすために使われることはよくあります。

サイズは比較的小さいものが多いです。

値段は高めの物が多いですが、下に紹介するように金属とは全く異なる特徴を持つため、実は電化製品や車の中などの身近な所にも使われています。

プラスチック(樹脂)の特徴

プラスチック(樹脂)の主な特徴はこの3点です。

軽い

電気を通さない

薬品に強い

順に見ていきます。

軽い

プラスチックでできたねじ・ビスは非常に軽いです。

そのため、身近なところではスマートフォンや、特に軽さが求められるドローンなどでも使用されます。

電気を通さない

電気を通さないというのも、金属には無いプラスチックならではの特徴です。

電気を通さない性質のことを、絶縁とも言います。

その特徴から、電気が通っているものを固定するとき、例えば電子基板を本体に固定する時などに使用されます。

薬品に強い

あまりDIYでは関係がありませんが、薬品に強いというのもプラスチックの強みです。

特に、金属では錆びてしまう「酸」に対しても強く、ほとんど腐食しないプラスチック材料もあります。

まとめ

今回は、ねじ・ビスの材質の種類と選び方について解説しました。

もう一度、材質選びのフローチャートを確認しておきましょう。

このブログでは、他にもビスの頭の形最適長さなどの種類、選び方について、DIY初心者にも分かるように徹底的に解説しています。

特にDIY向けのビス選びについては一番わかりやすいサイトを目指して日々改良をしています。

その他にも、DIYについての知識やポイント、知って得する情報について紹介していきます。

一緒に学んで、楽しいDIYにしましょう。

かめとんぼ

参考記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました