こんにちは
かめとんぼです
この記事では、意外と知らないさしがねの使い方と、かめとんぼが選ぶおすすめのさしがねを紹介します。
さしがねってなに?
さしがねは、金属製のL字型のものさしです。
文房具屋で見かける、定規やものさしが15cmほどで真っ直ぐな物が多いですが、L字に折れているのがさしがねの特徴です。
さしがねを漢字で書くと、「指金」、「差金」、「尺金」と書きます。
他にも、エルジョウ(L字定規の略)と言ったりします。
さしがねの使い方
そんなさしがねですが、直線を引く以外にも、(意外にも)いくつかの使い方があります。
ここでは、意外と知らないさしがねの使い方を紹介します。
1.線を引く
2.長さを測る
3.直角を確かめる
4.木材の反りを確かめる
(5.丸太から取り出せる角材の一辺の長さが分かる)
(6.丸い物の周の長さが分かる)
1.線を引く
2.長さを測る
この2点は、さしがねの基本機能です。
文房具の定規にもある、誰でも使える役割です。
3.直角を確かめる
さしがねは大きなL字型になっていることから、直角を見極めることができます。
直角を使うのはこんなときです。
・けがき(のこぎりなどで切る前に、切る線を書くこと)の時に、端面に直角に線を引ける
・切った木材に当てて直角に切れているかを見る
・自作した木製棚の柱と板に当てて直角を見る
出来上がった見た目の出来を左右するのは、木材を切った端部の直角や、柱が真っ直ぐに立っているかどうかです。
人間は、垂直、水平でない物に対して違和感を感じやすいからだそうです。
意外と身近に直角を測れる道具はないので、さしがねを使って作業の途中や完成品の直角を確かめたいですね。
4.木材の反りを確かめる
4つ目の使い方は、木材の反りを確かめる時に使えます。
木材をおいて、さしがねの長い方を木材につけて、短いほうが上を指すように当てます。
そうして隙間を見た時、隙間があれば反っていて、隙間がなければ反っていないという風に反りを確かめることができます。
意外と知らない使い方です。
(5.丸太から取り出せる角材の一辺の長さが分かる)
5つ目は、丸太から取り出せる角材の一辺の長さが分かります。
・・と言われても、丸太から角材を切り出すことはほぼないと思うので、参考までに知っておいたらいいでしょう。
いわゆる「角目」という目盛りを使って調べます。
まず、円の直径に角目を当てます。
その時の目盛りを見て、その値が角材の一辺の長さです。
DIYではあまり使わない目盛りなので、この丸目がないさしがねもあります。
かめとんぼは、丸目がないさしがねの方が紛らわしくなくていいのかなと思っています。
(6.丸い物の周の長さが分かる)
6つ目は、丸い物の周の長さが分かります。
これも5と並んで使い道があまりない目盛りです。
「丸目」と言われる目盛りです。
使い方は、先ほどと同じように円の直径に、今回は丸目を当てます。
その時の目盛りを見て、その値がその円の円周の長さです。
これもあまり使わない目盛りなので、「角目」、「丸目」が共にない、シンプルな目盛りのさしがねを選ぶのがいいのかなを思っています。
おすすめさしがね
いろいろなさしがねの使い方を紹介しました。
役立ちそうな使い方、役に立たなさそうな使い方、どちらもあったかと思います。
その中で、かめとんぼがDIYに本当に必要な機能を絞りました。
そしてその選んだ機能と、かめとんぼがさしがねに求める3つの条件
長さ
耐久性
コスパ
を元に、オススメさしがねを選び抜きました。
ここからは、そんなDIYにオススメのさしがねを紹介します。
おすすめさしがねはこれだ!!
シンワ測定(Shinwa Sokutei) 曲尺 小型 平ステン 30×15cm 表裏同目
ペンギンのマークでおなじみののシンワ測定株式会社の製品です。
このさしがねの特徴
このさしがねの特徴です。
余分な機能(目盛り)がない
よく使う長さ
耐久性がある
1つずつ見ていきましょう
余分な機能(目盛り)がない
先にも言ったように、DIYには角目、丸目はいらないというのがかめとんぼの意見です。
このさしがねは両面が通常の定規と同じで1mm刻みの目盛りだけになっており、難しい目盛りに迷う事はありません。
よく使う長さ
数種類の長さのさしがねを使いましたが、結局この30cm×15cmのさしがねに落ち着きました。
短すぎるさしがねだと、長さを測るのには使えるものの、先に挙げた直角や木材の反りを見るのには使えず、さしがねの良さを引き出しきれません。
初めは少し大きいと感じるかもしれませんが、次第にこの長さの良さ、使いやすさに気づくでしょう。
耐久性がある
素材は耐久性に優れたステンレス製です。
さびにくく、曲げにも強いです。
さしがねはその形状から工具箱の中で他の工具と当たることも多いですが、折れや曲げなどの心配は無用です。
まとめ
意外と知らないさしがねの使い方と、かめとんぼが選ぶおすすめのさしがねを紹介しました。
初めは筆箱の15cm定規を使ってDIYを始める人もいるかも知れませんが、ちょっと勇気を出してさしがねに手を伸ばしてみましょう。
一番簡単な、直線を引くにしても15cmの定規で何回も繋いで線を引くのと、30cmのさしがねで繋いで線を引くのでは、直線の出来、もっと言えば完成品の出来が変わってきます。
道具を上手く活用して、楽して上手くDIYを楽しみましょう。
かめとんぼ
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