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【おもちゃ修理】木工用ボンドを使った木製おもちゃの直し方を解説!

家具づくり

こんにちは

かめとんぼです。

今回は、木工用ボンドを使った木製おもちゃの直し方を解説します!

かめとんぼ

DIY歴15年の20代サラリーマン・メカエンジニアです。
DIYのコツ・ポイント・得する情報を紹介します。

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この記事で分かること

木製おもちゃの直し方

木工用ボンドを使う時の2つのポイント

どの木工用ボンドを使えばいいか

はじめに

積み木や木のおままごとセットといった「木製おもちゃ」は、木の温かみを感じられたり、口に入れても安心といったメリットから根強い人気があります。

一方、小さい子供が夢中になって遊ぶ中で、

折れてしまった

はずれてしまった

取れてしまった

といったトラブルが起きてしまうことが多々あるのも事実です。

今回は、こういった木製おもちゃのトラブルに対して、木工用ボンド修理をするときのポイントについて、写真を交えて解説します。

間違った直し方をしてしまうと、もう一度壊れたり外れたりしてしまいますが、ここで説明する2つのポイントを押さえれば、投げても踏んでも壊れない丈夫な修理をすることができます。

それでは見ていきましょう。

結論 木工用ボンドで大切なこと

まずは結論からいきます。

木工用ボンドを使うときに大切なことは、

・貼り合わせる面をきれいにする

・圧着する

この2つが大切です。

ここからは、それぞれのポイント具体的な手順について解説していきます。

今回修理する木製おもちゃ

今回はこの木製おもちゃを修理していきます。

木製の知育玩具で、黄色の四角形を型にはめるようにして遊ぶおもちゃです。

夢中になって何度か遊んでいるうちに、取っ手の部分が取れてしまったようです。

貼り合わせる面をきれいにする

まず最初のステップは、木工用ボンドで貼り合わせる面をきれいにします。

今回修理するおもちゃは、円柱形の取っ手が板状のプレートの穴にはまる構造です。

そのため、取っ手の底面とプレートの穴の中をきれいにしていきます。

まずは取っ手側ですが、残っている古い接着剤を剥がしていきます。

剥がすのにはカッターナイフを使って、木と接着剤のすき間に刃を入れるように削っていきます。

細かい部品にカッターナイフを使うのは危険な場合もあるので、くれぐれも注意して行ってください。

カッターナイフを使う以外にも、濡れタオルで拭いたり、紙やすり(番手:180~400番程度)で削ってもきれいな面が出せるので、身近にあるもので古い接着剤を剥がしていきます。

紙やすりはホームセンターで数十円で買うことができるので、ホームセンターに行くことがあれば一緒に買ってもいいでしょう。

おもちゃの頑固な汚れを落としたり、ささくれを削り落とすのにも役に立ちます。

今回は取っ手側だけではなく、プレートの穴も同様にカッターナイフで古い接着剤を削りとりました。

古い接着剤を取り終わると、はじめと比べて平らな面がしっかりと出ているのが分かります。

木工用ボンドをつける

貼り合わせる面がきれいになったら、次は木工用ボンドで接着していきます。

木工用ボンドを塗る前には、次の2つの準備をしておくと安心です。

濡れタオルを用意する

絶対にボンドをつけたくない所にはマスキングテープを貼る

濡れタオルは、はみ出した木工用ボンドをふき取るために使います。

古い雑巾を濡らしたり、ウエットティッシュなどでも代用が可能です。

また、絶対にボンドをつけたく無い所にはマスキングテープを貼っておきましょう。

木工用ボンドは乾く前に濡れタオルで拭けばきれいに拭き取れますが、それでも気づかずに乾かしてしまう事もあります。

絵が書いてあったり、肌触りがいい面などでボンドがはみ出してしまいそうな所にはマスキングテープを貼っておくと安心です。

準備ができたら、実際に木工用ボンドを塗っていきます。

その際には、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

両面につける

薄く塗る

擦り合わせる

今回であれば、取っ手とプレート穴の両方に木工用ボンドを塗ります。

こうすることで塗られてない面はほぼなくなり、しっかり接着することができます。

また、薄く塗ることも大切です。

強く接着しようとすると厚く塗りたくなりますが、そこはぐっとこらえて薄く塗りましょう。

木工用ボンドは厚く塗っても強度アップにはつながらないため、厚く塗る必要はありません。

木工用ボンドを塗った木材を合わせたら、擦り合わせるように広げ、なるべく広い面積に塗るようにしましょう。

今回の円柱状の取っ手の場合には、中でぐるぐると回してしっかりなじませます。

圧着する

木工用ボンドをつけて部品を貼り合わせたら、圧着をしていきます。

この圧着も大切な工程の1つで、はがれにくさに非常に効いてきます。

圧着とは重しや力をかけてくっつける事を言い、具体的には次のような方法をとります。

重しを乗せる

洗濯ばさみではさむ

テープを貼る

(クランプで挟む)

一番しっかりと圧着できるのは、「クランプ」という工具で挟むことですが、「クランプなんか持ってない!」という家庭がほとんどかと思います。

そのような場合は、重しを乗せたり、洗濯ばさみではさんだり、少し力は劣りますがテープを貼って固定しても圧着することができます。

今回は家に合ったダンベルを載せましたが、飲み物や調味料のペットボトル、厚い、雑誌などを載せてもOKです。

圧着で大切なもう一つのポイントは、決められた乾燥時間をしっかりと守ることです。

今回は、コニシの木工用ボンドを使いましたが、コニシの木工ボンドには普通タイプと速乾タイプがあり、乾燥の目安の時間は

普通タイプ:12時間

速乾タイプ:6時間

です。

完全に乾燥させる場合には

普通タイプ:24時間

速乾タイプ:12時間

置いておく必要があります。

触りたくなる気持ちをぐっとこらえて、圧着したまま置いておきましょう。

今回は、圧着状態で一日放置しました。

しっかりと乾燥させることで、ひっくり返しても引っ張っても取れない丈夫な接着をすることができます。

どの木工用ボンドを使えばいいか

最後に、木製おもちゃを直すのにはどの木工用ボンドを使うといいかにも触れておきます。

木工用ボンドというと、小学校でも使った黄色の入れ物赤いフタの木工用ボンドを想像するかと思いますが、ズバリその木工用ボンドが一番おすすめです。

みなさんがイメージしているのは「コニシ」という日本のメーカーの木工用ボンドで、小学校の図画工作の時間や夏休みの工作の宿題だけではなく、DIYの場面などでもよく使われます。

今回の修理でもコニシの木工用ボンドを使用しました。

コニシの木工用ボンドの特徴は、値段は非常に安く(よく見かける50gの容量の物であれば100~200円)、また今回のポイントである

面をきれいにしておく

圧着をする

を守れば、かなり強力に貼り付けることができ、外そうとすると木の部分が割れるほどの強度が出せます。

どこのホームセンターでも売っている一般的な木工用ボンドなので、気軽に手に入れることができるのも強みです。

木製おもちゃの修理に使う木工用ボンド選びに迷ったら、ぜひこのコニシの木工用ボンドを使ってみて下さい。

まとめ

今回は、木工用ボンドを使った木製おもちゃの直し方を解説しました。

このブログでは、他にもDIYについての知識やポイント、知って得する情報などについて紹介していきます。

一緒に学んで、楽しいDIYにしましょう。

かめとんぼ

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