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【DIYの超基本】2×4材のキホンについて1から解説!

木材

こんにちは

かめとんぼです。

今回は、DIY木材の王道「2×4材」(ツーバイフォー材)のキホンについて徹底解説します!

かめとんぼ

DIY歴15年の20代サラリーマン・メカエンジニアです。
DIYのコツ・ポイント・得する情報を紹介します。

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この記事で分かること

2×4材とは?

2×4材の良いところ、注意点

2×4材がDIYで使われる理由

はじめに

DIYで使われる木材の1つに、2×4材があります。

2×4材はDIYで使われる木材の中でも基本中の基本の木材で、DIYの経験がある人なら一度は使ったことがある木材かと思います。

今回はこの2×4材の基礎・基本について、特にこれからDIYを始めてみたい人へ向けて、1から解説をしていきます。

今まで2×4材を使ったことがある人にも学びのある内容になっているので、これからもDIYをしていこうと思っている人もぜひ最後まで見てみて下さい。

それでは順に見ていきましょう。

2×4材とは?

まずは、2×4材とは?について見ていきましょう。

2×4材とは、木材のサイズの規格の1つです。

名前の由来は、断面が2インチ(約5cm)×4インチ(約10cm)の大きさに整えられていることに由来します。

ただし実際には、水分が抜けて縮んだり表面にカンナ掛けをされることで、断面は38mm×89mmのサイズに整えられています。

2×4材であればどこのホームセンターで買っても同じサイズの木材を手に入れることができるため、その使い勝手の良さからDIYでよく使われます。

始まりは北米で生まれた規格で、2×4工法の住宅の材料の規格として生まれました。

2×4工法とは?

2×4工法とは、2×4材を組み合わせて建物の骨組みを作る工法のことです。

2×4材は「断面が38mm×89mmの木材」とサイズの規格が決まっているため、木材の製材、流通や設計の手間、コストを減らすことができるというメリットがあり、北米だけではなく日本の住宅でも見られるようになってきた工法です。

2×4材の木の種類

2×4材に関して良く勘違いされるのは、2×4材の木の種類(樹種)です。

2×4材は断面のサイズの規格なので、厳密には木の種類の決まりはありません。

その中で2×4材でよく見る木の種類は、スプルース・パイン・ファーの頭文字を取ったSPFと呼ばれる木材(のグループ)です。

ホームセンターのチラシで

SPF 2×4材 〇〇円!

といった書き方を見たことがある人もいるかと思います。

スプルース・パイン・ファーの3つの木の種類は、特徴や生えている場所がよく似ていることから、それぞれ区別はされずにSPFとして流通しています。

また、ホワイトウッドと呼ばれる木材の2×4材もよく見かけます。

ホワイトウッドもSPFと同様にある特定の木の種類を表している訳ではなく、ヨーロッパ産のマツ系の針葉樹総称してホワイトウッドと呼びます。

SPFとホワイトウッドは特徴、見た目が似ており、価格も含めて大きな違いはありません

また、ホームセンターによっては単に「2×4材」とだけ書かれた場合も多く、こういった場合はSPFかホワイトウッドのどちらかです。

その他の木の種類としては、防水性、耐腐食性に優れたウエスタンレッドシダーや、スギの2×4材といった種類もあります。

2×4材の良いところ7選

ここからは、2×4材の良いところ7選を紹介します。

ここにある7つの理由が、DIYで2×4材がよく使われる理由とも言えますね。

具体的に2×4材の良いところはこの7つです。

安い

加工がしやすい

表面がきれい&面取り済み

(ほぼ)どこのホームセンターでも売ってる

大きさ(縦・横)が規格で決めれれている

専用の工具、取り付け金具などがたくさんある

DIY例がたくさんある

順に見ていきます。

安い

2×4材のいい所の1つ目は、何と言ってもその安さです。

基本的な6フィート(1820mm)の2×4材で200円~400円くらいで買うことができます。

これは、同じくらいのサイズのヒノキの角材やパイン集成材と比べて半額以下くらいのイメージです。

そのため、2×4材を使うと棚やベンチといった大きなものを作ってもあまりお金がかからず気軽にDIYを楽しむことができます。

加工がしやすい

2×4材によく使われるSPFやホワイトウッドは、非常に柔らかく加工のしやすい木材です。

そのため、のこぎりでのカットや、ドリルドライバーを使った穴あけ・ビス打ちやすり掛けも簡単に出来るため、あまり作業に慣れていない人でも難しさを感じることが少ないです。

表面が滑らか&面取り済み

2×4材の表面は、プレーナー加工という電動カンナで表面を滑らかにする加工がされています。

また、の部分は「面取り」と呼ばれる角を滑らかにする仕上げ処理がされています。

そのため、表面の仕上げや角の処理を自分でする必要がなく、買ってきたそのままで使うことができます。

(ほぼ)どこのホームセンターでも売ってる

2×4材は、(ほぼ)どこのホームセンターでも売っている木材です。

そのため、

2×4材を使いたかったのに売っていなかった・・・

少し木材が足りなくて買いに来たのに売ってなかった・・・

ということもなく、気軽に買えるのが2×4材の良いところです。

大きさ(縦・横)が規格で決められている

上で紹介したように、2×4材は縦・横のサイズ規格で決まっています。

そのため、2×4材であればどこのホームセンターで買っても同じサイズの木材を手に入れることができ、完成形のイメージ設計がやりやすくなります。

また、2×4材は他にも1×4材2×2材2×6材2×8材というようにバリエーションがあることが特徴です。

2×4材に対して、1×4は厚みが半分、2×2は幅が半分というように規則正しいサイズになっているため、組み合わせる際にも使いやすいバリエーションとなっています。

専用の工具・取り付け金具などがたくさんある

2×4材は使う人の多さから、専用の工具取り付け金具などがたくさんあることも、他の木材にはない特徴です。

2×4材用ののこぎりガイド「マイターボックス」や、2×4材に被せることで部屋の柱として使える「ラブリコ」、2×4材用の接続金具「シンプソン金具」などがその1例で、どれもホームセンターやネット通販で簡単に手に入れることができます。

これらの道具、部品を使えば、より簡単気軽に木工DIYを行うことができます。

マイターボックスについてはこの記事で詳しく解説しています。

DIY例がたくさんある

2×4材は、ネット上にたくさんのDIY例があることも良いところです。

「2×4 本棚」や「2×4 壁面収納」というように、「2×4 作りたい物」と調べることで大抵の物は2×4材を使った作り方を見つけることができます。

そのため、初めのうちで作り方のイメージや完成イメージがわかない時にも、気軽にヒントを探すことができます。

2×4材の注意点2選

ここまで、2×4材の良いところを7つ紹介してきましたが、ここでは逆に2×4材を使う時の注意点について紹介しておきます。

2×4材の注意点は、具体的にはこの2つです。

屋外での使用に弱い

反っているもの、曲がっている物がある

順に見ていきます。

屋外での使用に弱い

2×4材の1つ目の注意点として、2×4材によく使われるSPF、ホワイトウッドは屋外での使用に弱いということがあります。

特に、水が直接あたる環境に弱く、放置すると段々と腐ってきます。

これは2×4材の良いところである柔らかくて加工しやすいという点の裏返しで、他の木材と比べると比較的早く傷んできます。

そのため、2×4材を屋外で使用するときは、防水性、耐腐食性に優れたウエスタンレッドシダーを使うか、防腐塗料を塗る事で対処します。

買った時から反っているもの、曲がっている物がある

これも2×4材のメリットである柔らかくて加工しやすいという点の裏返しで、買った時に既に反っていたり、曲がっている物もあります。

どんな木材でも反ったり、曲がったりということは起きますが、その中でも2×4材は特に反り、曲がりが出やすい木材です。

買う時に縦、横から見るなど確認をして、なるべく真っ直ぐな木材を選びましょう。

反り、曲がり以外の、木材を買う時に見ておきたいポイントはこの記事で解説しています。

まとめ

今回は、DIY木材の王道「2×4材」(ツーバイフォー材)のキホンについて解説しました。

このブログでは、他にもDIYについての知識やポイント、知って得する情報などについて紹介していきます。

一緒に学んで、楽しいDIYにしましょう。

かめとんぼ

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