パナソニックの食洗機「NP-TA4」を使っている人の感想を知りたい。。。
今回の記事は、そんな疑問にお答えします。
私たちは1年ほど前に購入して使用をしていますが、結論としては買って大満足の家電の1つです。
引越してから約半年後に購入をしましたが、
「もっと早く買えばよかった!!」
と強く思っています。
今回は、私達がどうして食洗機を買うに至ったのかや、数ある食洗機の中でパナソニックの「NP-TA4」を選んだ理由、食洗機を購入して暮らしが豊かになったポイントなどを紹介します。
食洗機を買おうと思った理由
私たちが食洗機を買おうと思った理由は、
「もっと自分たちの自由時間が欲しい!!」
この一言に尽きます。
私達夫婦は共働きで、2人とも帰りが遅い日はご飯を食べて寝るだけ。
そんな日々が続くことも多く、せめて少しの時間があれば
・休日のDIYの計画を立てたり
・次の旅行の計画を立てたり
・筋トレをしたり(やらない言い訳。。。)
ができるのになと思っていました。
そんな中でSNSを見ていると、食洗機を使って食後の自由時間を確保しているという投稿が。
そこで食洗機について他にも調べてみると、時短に役立ったり、きれいにお皿が洗えるなどのポジティブな意見が多く、思い切って買ってみる事にしました。
パナソニック製 NP-TA4を選んだ理由
私たちは、数ある食洗機の中からパナソニックの「NP-TA4」という機種を選びました。
ここでは、どういう理由でこの機種を選んだのか、私たちが調べた食洗機の種類と選び方をまとめました。
食洗機を選ぼうとしている人の参考になれば嬉しいです。
食洗機のタイプ
まず、家庭用の食洗機は大きく次の2つの種類に分かれます。
A.据え置き(卓上)型
B.ビルトイン型
A.据え置き(卓上)型は、流しシンクの周辺に置いて使う、後付けのタイプです。
B.ビルトイン型は、システムキッチンに備え付けてあるタイプで、多くはキッチンの引き出しの部分に備え付けられます。
賃貸住宅では、初めからビルトイン型が備え付いていない場合にはA.据え置き型の食洗機を購入します。
食洗機のメーカー
家電メーカーといえば日立やパナソニック、シャープなどが思いつきますが、食洗機の場合はそれほど多くのメーカーはありません。
特に、今回私たちが選んだ大皿やフライパンも入るような大きめのA.据え置き(卓上)タイプの場合、実質はパナソニック一択です。
昔は日本のメーカー数社から発売されていたようですが、現在はパナソニックのみです。
据え置き型の食洗機はあまり大きな市場規模ではないのかもしれませんが、撤退することなく生産、改良を続けるパナソニックさんには感謝です。
パナソニックの据え置き型食洗機のタイプ
ここからはより具体的に、私たちがパナソニックの食洗機のラインナップの中からNP-TA4を選んだ理由を紹介します。
まず、パナソニックの食洗機のラインナップには大きく分けて
Ⅰ.ファミリータイプ 5機種
Ⅱ.少人数向けタイプ 2機種
の2タイプ、計7機種があります。
2つのタイプは本体のサイズ感が異なり、入る皿の量とサイズに違いがあります。
今回私たちは、調理に使ったフライパンも同時に洗える大きいタイプがいいと思ったためⅠ.ファミリータイプを選びました。
入る量の目安は40点です。
入るサイズの目安は、最大で直径27cmの皿・フライパンが入ります。
今回は選ばなかったⅡ.少人数向けタイプには「NP-TCR4」と「P-TML1」の2機種があり、それぞれ入る皿の数は18点、6点です。
特に、小型のP-TML1は収納力は大きくないものの、いままであまり種類がなかった、「1人暮らしにぴったりの食洗機」ということで、SNSや雑誌で話題になっています。
ファミリータイプのラインナップ
今回私が購入したⅠ.ファミリータイプには5つの機種があります。
これらの分類の仕方(=選び方)としては、
1.奥行きで分ける
①レギュラータイプ3機種 or ②スリムタイプ2機種
2.給水方法で分ける
分岐栓式4機種 or タンク式1機種
の2つの分け方があります。
1.奥行きで分ける
本体の奥行きサイズで分けると、次の2タイプに分かれます。
①レギュラータイプ
NP-TA4 NP-TH4 NP-TZ300 の3機種
②スリムタイプ
NP-TSK1 NP-TSP1 の2機種
これら2つのタイプは奥行きが異なっており、食洗機の置き場の悩みの1つ、「奥行きが足りず置けない」に対応するのが、奥行き29cmの②スリムタイプです。
これは①レギュラータイプ(奥行き35cm)と比べるとスリムになっており、置き場所がネックの人はこのタイプの2機種の中から選ぶことなります。
2.給水方法で分ける タンク式 or 分岐栓式
①レギュラータイプ or ②スリムタイプという選び方に並んで、タンク式 or 分岐栓式という選び方があります。
それぞれ違いはこのようになっています。
タンク式 | 分岐栓式 | |
---|---|---|
タイプ | 毎回バケツのような容器で 手動で水を入れるタイプ | 流しシンクの蛇口を一部分解して 「分岐栓」を取り付けて使うタイプ |
メリット | ・分岐栓工事が不要。 買ってすぐ使えるので引越しの多い人に◎ ・排水チューブを伸ばせば 流しシンクから少し遠くても使える | ・手動の給水が不要で楽ちん ・サイズの大きい食洗機が多い |
デメリット | ・水を入れる手間が発生する。約10L。 ・サイズが小さい食洗機が多い | ・分岐栓の取り付け作業が必要 自分で行うor業者に依頼 (~2万円程度) ・別売りの分岐栓が必要 (1万円程度) |
Ⅰ.ファミリータイプ5機種の中では、タンク式は「NP-TSP1」のみです。
上記2つの分け方をまとめるとこのようになります。
タンク式 | 分岐栓式 | |
---|---|---|
①レギュラータイプ (奥行き35cm) | – | NP-TA4 NP-TH4 NP-TZ300 |
②スリムタイプ (奥行き29cm) | NP-TSP1 | NP-TSK1 |
「②スリムタイプ×分岐栓式の組み合わせがいい!」という人には、「NP-TSP1」が該当します。
私たちは少しでも時短をしたかったので、自動で給水できる「分岐栓方式」かつ、置き場の奥行きにはあまり制約が無かったので、「①レギュラータイプ」の3機種の中から選びました。
これら3機種の違いはこのようになっています。
機種名 | NP-TA4 | NP-TH4 | NP-TZ300 |
---|---|---|---|
サイズ | 550×344×598 mm | ← | ← |
食器点数 | 40点 | ← | ← |
容量 | 50L | ← | ← |
エコナビ (汚れに応じた水温設定) | × | 〇 | 〇 |
低温ソフト (熱に弱い食器用) | × | 〇 | 〇 |
80℃すすぎ | × | 〇 | 〇 |
ナノイー (匂い抑制・除菌) | × | × | 〇 |
この表から分かるように、3種類でサイズ・容量は同じです。機能に違いがあります。
一番ベーシックなタイプがNP-TA4、真ん中クラスがNP-TH4、最上級クラスがNP-TZ3000です。
右に行くにしたがってハイランクの製品となり、80℃すすぎやナノイー洗浄といった高い洗浄力になります。
今回私たちは、
・初めての食洗機だったので、まずはベーシックなタイプを使ってみたかったこと
・「基本のコースでもよく落ちる」という口コミを複数見たこと
・値段と機能のコスパ
を考えた結果、一番ベーシックなNP-TA4を購入しました。
洗浄力に関して、一年ほど使ってみた感想としてはNP-TA4で十分満足しています。
洗浄はいつも一番時間が短い「スピーディーモード」を使っていますが、落ちてない汚れを見つけるのは2週間に1回くらいと非常に少ないです。
NP-TA4を使用した感想・メリット・買ってよかったポイント
続いて、実際に私たちがNP-TA4を買って使ってみた感想です。
いろいろなメリットを感じていますが、その中でも特によかったのがこの8点です。
時短になる
汚れがよく落ちる
皿・調理器具がたくさん入る
夫婦どっちが皿を洗うか問題が解消
手荒れしない
流しシンクがきれいになる
調理器具(小さじなど)を心おきなく使える
包丁&まな板を使った後、食洗機に入れることで台上にスペースができる
順に見ていきます。
時短になる
とにかくこれが一番のメリットです。
今まで、皿洗い・皿拭きに使っていた時間が自分の時間になるので、朝には本読んだり少し遅くまで寝たり、夜には休日の予定を立てたりYouTubeを見たり、疲れた日には早く寝ることもできます。
平日でも帰ってから自分のやりたいことをやれるので、寝る前にベッドで「今日仕事しかしてないや、、、」と思うことが少なくなりました。
汚れがよく落ちる
実際に食洗機を使うまでは洗浄力を少し疑っていましたが、なんの心配もいりませんでした。
お米のお茶碗や皿はもちろん、中華料理を作ったフライパンの汚れも本当によく落ちます。
また、今まではお茶や珈琲を飲んでいるコップが着色するので、週一くらいで漂白洗いをしていました。
しかし、食洗機を使い始めてからはほとんど着色がなくなったので、漂白の回数が減りました。
汚れの落ちるメカニズムとしては、高温(50℃以上)の温水を高圧で皿に当てること、また手洗い用洗剤よりも強い洗剤で洗うことで、汚れを流し落としています。
皿・調理器具がたくさん入る
私たちは、「皿・調理器具がたくさん入る」という理由でNP-TA4を選びましたが、買ってからやはり正解だったと実感してます。
私たちのある日の夕食後に食洗機に入れた皿・調理器具を例に見てみると、
大皿×2 | 茶碗×2 |
平皿×2 | 小皿×2 |
お米の冷凍タッパー×2 | コップ×2 |
箸・菜箸 | 大さじ・小さじ |
包丁 | まな板 |
ピーラー | 調味料混ぜボウル |
大フライパン | 小フライパン |
フライパンの取手 | 水筒のフタ |
これらを一度に食洗機で洗いました。
食洗機に入らなかった、
なべふた
水筒本体
この2つは手洗いです。
正直こんなにたくさん入ると思っていなかったので、びっくりと同時にとても満足しています。
夫婦どっちが皿を洗うか問題が解消
心のゆとりの面では、このメリットはとても大きいです。
今までは夕食作りをしなかった方が皿洗いをしていましたが、それでも疲れた時なら頼みたくなったり、お互いに無言で譲り合ったりすることも。
食洗機を買ってからはそれらがなくなり、食後にギクシャクすることがなくなりました。
手荒れしない
食洗機を使い出してからは、冬の手荒れがかなり減りました。
ハンドクリームを塗る頻度も少なくなったので、経済的にもお得に感じています。
流しシンクがきれいになる
食洗機を使うと温かくて洗剤を含んだ排水がシンクに出てくるので、シンクの排水溝も綺麗になります。
特に、排水溝のアミの部分のぬめりがなくなりました。
調理器具(小さじなど)を心おきなく使える
食洗機があれば、小さじや大さじ、ゴムベラやお玉などの調理器具をどんどん使えます。
調理器具は食洗機内でもかさばらず、入れる/片付けるのにも手間がかからないので、数が増えても大変さがほとんど増えません。
そのため、料理をする時に心置きなく使うことができ、結果的に料理時間の短縮にもつながっています。
包丁&まな板を使った後、食洗機に入れることで台上にスペースができる
例えば炒め物をする時は、具材をカット → 炒める → 皿によそう という流れになるかと思います。
この時、カットが終わった後の包丁とまな板はどうしていますか?
よくあるのが、「流しシンクに一旦置く」かと思いますが、我が家はシンクが小さく、まな板を置くと場所をとってしまいます。
そのため最近は、カットが終わったら食洗機内に一旦まな板&包丁を入れ、台の上とシンクのスペースを確保しています。
こうすることで、よそう皿を事前に準備できたり、すき間時間に流しに捨てた野菜の皮をゴミ箱に移すことができるなど、キッチンを広々と使えて助かっています。
実際に使ってみたデメリット
続いて、実際に使ってみて感じるデメリットを紹介します。
まな板と水筒は一緒に洗えない
どんぶりを入れると他の皿があまり入らない
本体の存在感がある
順に見ていきます。
まな板と水筒は一緒に洗えない
NP-TA4の特徴として、23×43cmまでのまな板や水筒を洗えるという点があります。
しかし残念ながら、まな板と水筒はセットする場所が被っているため、一緒に洗うことができません。
まな板 & 包丁はOK
まな板 & 水筒はNG
包丁 & 水筒 は水筒1本ならOK
です。
そのため私たちは、夜はまな板と包丁を食洗機で洗って水筒は軽く水洗いをし、朝ごはん後に食洗機で水筒を洗っています。
どんぶりを入れると他の皿があまり入らない
食洗機全般に言えることですが、どんぶりを入れると他の物があまり入らなくなります。
お皿はなるべく立てて入れることが多く入れる秘訣なので、立てにくいどんぶりを入れると場所を取ってしまいます。
本体の存在感がある
食洗機をキッチンに置くと、見た目の存在感があります。
私たちは引越し後半年ほど経ってから買ったので、買ってすぐは見慣れませんでした。
しかし一週間もすれば慣れることと、引越ししてすぐに買えばその景色に慣れるので、あまり問題はないかと思います。
他のレビューにはデメリットとしてあるが、あまり気にならなかったところ
他のサイトで食洗機のデメリットとして挙げられているものの、私たちがあまり気になっていない点です。
音がうるさい
分岐栓の取り付けが必要
順に見ていきます。
音がうるさい
皿を洗う音や、中のポンプが水をくみ上げる音が気になるという意見も目にしますが、私たちは想像以下の音でした。
イメージとしては、「洗濯機より少し小さいくらいかな~」という音です。
朝は食洗機の横で本を読んだり、夜はタブレットで動画を見たりしているので、普通に生活する分にはあまり気になりません。
分岐栓の取り付けが必要
分岐栓タイプの食洗機の場合、買った時に分岐栓の取り付けが必要です。
分岐栓には誰でも取り付けができるように丁寧な取扱説明書が同封されていますし、どうしても自信がないときは販売店によっては有料の取り付けサービスをしてくれるところもあります。
分岐栓の取り付けのハードルを一回越せれば毎日の時短生活が待っているので、ここはなんとか乗り越えられるといいですね。
我が家の食洗機の取り付けレポートは別記事でまとめています。
実際の皿洗い・片付けの流れ
最後に、実際に食洗機で皿を洗う時と、洗った後の片付けの流れを紹介します。
1.予洗い・残さいを流す
まず初めに予洗いとして、水道水で残さいを流し落とします。
予洗いするのは、基本は固形の残さいが残っている皿だけです。
取扱説明書には「ゴマなど、中の配管で詰まりそうなものは予洗いで落とすこと」とあったので、ゴマドレッシングや七味は水道水で流して落とします。
他にも、パンくずなどは軽く流しています。
逆に、油汚れなどの液状の汚れはきれいに落ちるので、あまり予洗いはしていません。
「流れ落ちた時に固形となって中の配管で詰まるかどうか」で予洗いするかを判断しています。
2.食洗機内に皿・調理器具を並べる
続いて、食洗機内に皿・調理器具を並べていきます。
まずは場所をとるフライパンや鍋を並べて、続いて皿を並べていきます。
茶碗や平皿などの毎回使う皿はおおよそ場所が決まってくるので、慣れてきたらすんなりと並べられます。
もしすべての皿・調理器具が入りきらない場合は、手洗いしたくないものから入れていきます。
プラスチックのタッパーは洗浄の水圧でひっくり返って水がたまってしまうことがあるので、他の皿などを軽く上に乗せておさえます。
3.洗剤を入れてスイッチオン
洗剤はチャーミーのクリアジェルを使用しています。
液状洗剤なので、皿数が少ないときに洗剤の量を調整出来て便利です。
いくつかの洗浄モードがありますが、私たちは基本的に一番短い「スピードモード」で洗っています。
所要時間は30分弱です。慣れてくると、中のポンプ(?)の音で終わりそうなタイミングが分かります。
4.終わったらトビラを開けて自然乾燥
終わりのアラームが鳴ったら、フタを開けて自然乾燥です。
まな板を洗った時は、まな板だけは拭いて片付けます。
そうすることで、中の皿がしっかり乾いてくれます。
朝はトビラを開けてそのまま会社へ、夜もトビラを開けて寝ます。
そうすることで、夕方帰った時、朝起きた時には乾いています。
乾いた皿・調理器具の片付けは、基本的には料理前にしますが、時間が無いときには先に調理を始めて、焼いたり煮たりする時に食洗機の中の皿を片付けます。
そうすることで料理と片づけを並行で行えるので、時短になります。
まとめ 食洗機は自由時間を生み出す最高の時短家電
今回は、パナソニック食洗機NP-TA4のレビューとして、私たちがどうして食洗機を買うに至ったのかや、数ある食洗機の中でパナソニックの「NP-TA4」を選んだ理由、食洗機を購入して暮らしが豊かになったポイントなどを紹介しました。
特にパナソニックの据え置き型の食洗機の選び方については、どこよりも丁寧に説明をしたつもりです。
この記事が皆さんの豊かな生活への第一歩となればうれしいです。
また個人的な経験談として、私が食洗機を買いたいと思っていたとき、妻から購入のOKをもらう方法として、レビュー記事をいくつか読んでもらいOKをもらいました。
奥さん/旦那さんにこの記事を紹介されたそこのあなた
食洗機は自由時間を生み出す最高の時短家電です!!
毎日の皿洗いは食洗機に任せて、自分の自由時間を取り戻してみて下さい。
かめとんぼ
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