こんにちは!
かめとんぼです。
2025/08/21-23に幕張メッセで開催された「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025」に行って来ました!!
日本最大級のDIYイベントで、最新の工具からアイデア商品まで盛りだくさん。
DIYブロガーとして、実際に触れて体験してきた中で「これは面白い!」と思ったモノを紹介します。

DIYについての知識やポイント、知って得する情報などを紹介します。
現在は賃貸マンションに住んでいて、9割以上の家具を自作しながら理想の部屋づくりを楽しんでいます。
本業は機械設計の仕事をしています。
JAPAN DIY HOMECENTER SHOWとは

JAPAN DIY HOMECENTER SHOWは、1年に1度、ホームセンターやDIYショップ、工具、塗料メーカーや木材メーカーなどが集まり、最新グッズやイチ押しアイテムを披露するビックイベントです。
今年は600社の出店、来場者の合計は6.6万人のビックイベントで、幕張メッセで3日間開催されました。

前半のビジネスの商談日と後半の一般PRデーが分かれており、かめとんぼは後半の一般PRデーの参加です。
会場内では各メーカーのグッズ紹介はもちろん、体験イベントも多くあり、また夏休み期間ということで、お子さんを含めて大勢のお客さんでにぎわっていました。
会場の雰囲気レポート

会場に入ると、DIYをするとよく見るメーカーの看板やディスプレイ、商品が出迎えてくれました。
各ブースの装飾も工夫されていて、最新の電動工具をズラッと並べて実演するメーカーもあれば、カラフルな塗料で壁一面を彩った展示もありました。

普段はネットやカタログでしか見ない商品に触れたり、実際に動かしたりできるのは、このイベントならではの醍醐味だと感じます。
そんな中でも、特に印象に残ったブースがいくつかあったので紹介していきます。
木材・素材系
K-WOODS LIFE

木材に防腐剤や熱処理を施すことで、屋外で使えるようにした製品です。
「土に埋めても腐りにくい」というのが最大の特徴で、庭のフェンスや玄関アプローチにも安心して使えそうです。
DIYで木材を屋外で使おうとすると、通常は屋外用塗料+メンテナンスが必要になりますが、こちらの木材は機械で圧力をかけて防腐処理をしているため、その手間を大幅に軽減できるとのこと。
現状はメールや電話での販売のみですが、ネットショップも準備中だそうです。
ガーデニングやエクステリアDIYにピッタリな素材でした。

立派なパンフレットももらいました
サービス・アプリ系
DIY Designer
アプリでオーダーメイド寸法の家具を設計でき、必要なカット済み木材をホームセンターで受け取れるという、とても画期的なサービスです。
家具は棚やベンチなど9種類から選べ、実際に棚のモデルでアプリを試させてもらいました。
棚の幅・高さ・段数はもちろん、一段ごとの高さも自由に設定でき、例えば一番上の段を広げると下の段が自動で狭くなるなど、直感的な操作が可能。これは本当に感動的でした。
木材の受け取りは今のところ九州地方のホームセンター「グッディ」とのことですが、設計後には木材をどういう寸法で切るかの「木取り図」をPDFでダウンロードできるので、日本全国どこでも利用できます。
接合用のビスまでは注文できないそうなので、その部分は自分で準備が必要です。
DIYのハードルを一気に下げてくれる、未来感のあるサービスでした。

工具・道具系
SUZUKID


普段なかなか体験できない金属の溶接を実際に体験できるブース。
金属DIYはハードルが高いですが、こういう場で触れられるのは貴重ですね。見に行ったときは予約枠が少しだけ残っている状態で、大変賑わっていました。

帰りの電車の時間があったので今回は断念しましたが、来年は体験してみたいです。
LOCTITE(ロックタイト)

工業用で有名な接着剤ブランドが、DIY向け接着剤を昨年から発売。
「クギを打つように接着」というキャッチコピーどおり、木材・コンクリート・金属など幅広い素材を強力に接着できるとのこと。
屋外使用もOKとのことで、DIYの強い味方になりそうです。
サンプルで小さなチューブをいただいたので、後日レビュー予定です。
スターエム

竹用ドリルで有名なメーカーから、竹灯りを作れるキットが登場。
図柄シートと専用ドリルがセットになっていて、和の雰囲気漂う灯りをDIYで楽しめます。
竹やライトは自分で用意する必要がありますが、大きなホームセンターで入手できる場合もあるそうです。
平安伸銅

賃貸でも取り付けられるキャットウォーク。
壁に小さなピンでベースを固定し、その上にカバーと猫用プレートを設置します。
特徴は、跡がほとんど残らず賃貸でも安心して使えること、そして自由に高さや角度を調整できること。
成長に合わせて段差を低くしたり、遊び場を増やしたりと、柔軟にアレンジができそうでした。
大西工業

木栓(ダボ)を作るための先端工具「UMEKI」を展示。
従来は一枚刃が多いところ、UMEKIは二枚刃仕様で仕上がりがきれいになり、加工もしやすいとのことでした。


ポーチとメモ帳をもらいました。ポーチは小さい工具入れに使えそう。
クロバー

のこぎりガイドや釘打ちガイドを扱うメーカー。
実際にガイドを使える体験コーナーは、常に人だかりができていました。

その他 気になったブースたち
今回ご紹介した8ブース以外にも、会場には魅力的な展示がたくさんありました。
ここでは、特に印象に残ったものをピックアップして「さらっと」ご紹介します。
マキタ

圧巻の電動工具のラインナップで、ブース内もたくさんの人で賑わっていました。
奥ではチェーンソーの実演をしていて迫力満点でした。やっぱりプロ向けの電動工具は見応えがありますね。
KTC(工具メーカー)

レンチにねこの絵がついた「スパにゃん」というキャラクター工具を展示。
可愛らしいデザインですね。
和信ペイント

かめとんぼもよく使う「水性ウレタンニス」を発見。その他にもいろいろな種類の塗料が揃っていました。

塗料系のブースはどこも見せ方がかっこよかった印象です。
ゼットソー

こちらものこぎりの定番ブランド。
漆喰実演ブース

左官職人さんによる漆喰塗りの実演。さすがのコテさばきです。
この他にも、ガーデニング資材、物置、車関連グッズなどジャンルはとにかく幅広く、見て回るだけで一日があっという間に過ぎるボリュームでした。
公式ブース(体験コーナー)
会場をぐるっと囲むように、公式ブースとしていくつもの体験コーナーが用意されていました。
実際に体験はしませんでしたが、雰囲気を感じてもらえるように写真を中心にご紹介します。
DIY大賞2025 作品展示

全国から集まった力作がずらりと並んでいて、見応え抜群でした。
琉球松のカッティングボード作り

木の風合いを楽しみながら、自分だけのまな板が作れるワークショップ。
壁・床の補修体験

リフォーム気分を味わえるコーナー。家のメンテナンスにも役立ちそうです。
琉球しっくいのシーサーポット作り

沖縄らしい伝統素材を使った体験。ユニークで人気がありました。
電動工具体験

インパクトドライバーなどの電動工具を実際に使えるブース。
まとめ&参加してみた感想
初めてJAPAN DIY HOMECENTER SHOWに行ってみましたが、想像以上に楽しいイベントでした。
普段は触れられないような最新のアイテムに出会えたのはもちろん、歩き回っているだけでもあちこちで新しい発見があり、DIYのアイデアがどんどん広がりました。
体験コーナーも豊富で、子どもや初心者でも楽しめる工夫が満載だったのも印象的です。
DIYに興味がある人も、まだ挑戦したことがない人も、最新グッズに触れたり、実際に体験してみるだけで十分価値があるイベントだと感じました。
2026年は8/27、8/28、8/29に開催とのこと!
来年もぜひ参加して、楽しみたいと思います。
おまけ:会場でのお昼ごはん

お昼ごはんは、会場に出ていたキッチンカーでいただきました。
お昼の時間帯はどこも行列ができていて、座席もすぐに埋まってしまいます。
ゆっくり食べたい方は、少し早めか遅めの時間を狙うのがおすすめです。
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