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【DIY】プラダンの便利な使い方! 基本から疑問点まで解説

○○のやり方

こんにちは

かめとんぼです

今回は、近年注目を集めるDIY材料「プラダン」について紹介します。

プラダンとは

プラダンは「プラスチックダンボール」の略で、プラスチックをダンボール状に加工した製品です。

元々は工業製品の梱包材保管容器として使われてきましたが、近年、その機能や色のレパートリーの多さからDIYへの利用にも注目が集まっています。

今回は、そんな旬のDIY材料「プラダン」について、特徴、使い方から加工方法、値段まで一気に紹介していきます。

特徴

プラダンの特徴について、GOODポイントとBADポイントに分けて紹介していきます。

紙のダンボールや、他の材料との比較も見ながら説明してきます。

GOODポイント

軽い

加工しやすい

水に強い

安い

軽い

軽い

まず1つ目のポイントは、軽い点です。

プラダンの断面は、ダンボールと同じ構造をしています。

この構造は全体の厚みに対してほとんどが空気の層となっており、プラダンはこの構造のおかげで軽さと強度の両立を実現しています。

加工しやすい

2つ目のポイントは、加工しやすい点です。

プラダンは、はさみやカッターナイフで十分切断可能です。

木材や厚いプラ板のように、のこぎりや専用のカッターを使わなくても簡単に加工ができる点も、DIYでよく使われる理由です。

水に強い

3つ目は、水に強いという点です。

プラダンは名前の通りプラスチックで出来ており、水に強い材料です。

紙のダンボールの一番の弱点は水に弱いことと言われますが、その特徴を克服したプラダンはDIYによく使われることも納得です。

安い

4つ目は、安い点です。

後程価格については紹介しますが、プラダンの強みの一つに値段の安さがあります。

厚さにもよりますが、約2m×約1mでも1000円を切る価格で売られており、立派な作品だけでなく、ちょっとした養生などでも気軽に買える価格になっています。

BADポイント

強度は木材、鉄板に劣る

価格はダンボールよりちょっと高い

強度は木材、鉄板に劣る

プラダンは段ボールと同じ構造で軽さと強度を両立しているという話をしましたが、そうは言っても強度において木材や鉄板には劣ります。

プラダンのみで机、椅子を作るような事はできません。

適材適所で使っていきましょう。

ダンボールよりちょっと高い

プラダンはいくら安いと言っても、紙のダンボールよりは値段が高くなります。

ただ、プラダンは紙のダンボールに比べて長く持つことが多く、トータルで見れば価格の分の働きは十分してくれると思います。

使い道

ここからは、プラダンの使い道を見ていきましょう

梱包、通い箱

これはあまりDIYで使われる使い方ではありませんが、プラダンについて知るためにもまずは一番よく使われる使い方を知っておきたい所です。

プラダンは本来、製品の梱包や、通い箱として使われます。

通い箱というのは、製品などを工場から工場に運ぶのに使われる、再利用する箱の事です。

紙のダンボールのような軽さに加えて、紙のダンボールよりはるかに高い耐久性を持つことから、産業、工業の分野でよく使われます。

DIYでも、プラダンで箱を作るのが一番多い使われ方でしょう。

作りたい箱のサイズになるようにプラダンを折って、曲げて、コーナーに留め具(パンロック)をつければ簡単に箱が出来上がります。

自分で好きなように作れるので、好きな形、サイズ、色で作れる点が好評です。

棚に置きたいものが沢山あるときに、その棚に合った箱を作って、引き出しのように使うことも上手な使い方です。

プラダン用留め具 パンロック

棚(棚板)

プラダンの使われ方として、棚の棚板として使われる事も多いです。

強度的に棚の柱、支柱として使うのは少し厳しい面がありますが、棚板や、側面の板としては有効な選択肢に入ってきます。

たまに持ち運びするような棚に使えば、プラダンの「軽い」というメリットが存分に生かせます。

また、プラダンには様々な色があるので、金属製のメタルラックには黒のプラダンを合わせるなど、骨組みに合わせた色のプラダンを使うと全体的にまとまった仕上がりになります。

仕切り板

デスクでも使えるアイデアとして、プラダンは机の引き出しの仕切り板としても使えます。

様々な文房具のサイズ、量がありますが、プラダンを使えば自分で思ったように仕切り板を配置することができます。

プラダンは木材やプラ板、金属板と違って簡単に加工ができるので、デスクなどへのちょっとした使い道でも、手軽に作ることができます。

パーテーション(仕切り)・目隠し

プラダンは基本的に約2m×約1mという大きなサイズで売られているので、パーテーション目隠しとしての使い方もできます。

プラダンは自立しないので支柱、枠などは別で作る必要がありますが、それでも軽い、安い、加工しやすいというメリットを考えれば、トータルで有効な材用選択になります。

また、目隠しとしても手軽に使えます。

自宅に友人を呼ぶ際も、部屋や洗面所などのちょっと見られたくない所には、ちょうどいいサイズに切ったプラダンを置いておけば見られてしまう心配もありません。

養生

プラダンは、養生マットとして使われることもあります。

養生シートとして、ブルーシートやフィルムが使われることがありますが、プラダンは汚れからの保護に加えて、衝撃、打撃から傷を守る事ができます。

そのため、引っ越しの時に大切な家具、家電をプラダンで囲ったり、家の柱や壁に貼って傷を保護します。

また、工具箱の底に敷いて工具を衝撃から守ったり、作業する場所の地面に敷いて座って作業ができるようにするなど、養生マットとしての使い方もできます。

加工方法

基本的なプラダンの加工方法は、紙のダンボールと同じです。

1点、接着剤がつきにくいという特徴がありますが、その他はほぼ同じと言っていいでしょう。

それぞれの加工方法を見ていきます。

切る

プラダンは、ダンボールと同じようにはさみやカッターで簡単に切ることができます。

切りたいところに線を書き、その上を切っていきます。

中の層と平行に切る場合はより簡単で、一度はさみを入れれば、はさみを滑らせるとスーッと簡単に切れます。

くっつける

プラダンをくっつける際には、留め具(パンロック)ねじを使います。

留め具(パンロック)

パンロックは、プラダン接合用のリベットです。

プラダン同士をくっつけるのに使います。

プラダンに下穴を開けておいてパンロックを通し、パチンとするとくっつけることができます。

ねじを使う場合も同様に、下穴を開けてねじを通します。

接着剤は使える?

プラダンをくっつける際に、接着剤はあまり有効ではありません。

プラダンは、材質がポリプロピレンという樹脂で出来ています。

このポリプロピレンは表面が滑らかで接着剤が付きにくく、一度くっついてもすぐにはがれてしまう事も多くあります。

そのため、中に物を入れるなど強度が必要な場合は、接着剤は避けたほうがいいです。

ガムテープ、養生テープは貼れる?

貼れます。ダンボールに貼った時ほどの接着力はありませんが、十分使用可能です。

穴を開ける

穴をあける時は、キリかドリルを使って開けます。

木材や鉄板と違って非常に簡単に開くので、下を傷つけないように廃材などを敷いて開けることをおすすめします。

サイズ・厚さ

サイズ

プラダンの代表的なサイズを見ていきます。

プラダンのサイズは、層の筋の方向を幅、それに垂直な方向を長さとして表します。

一番代表的なサイズは、幅1820mm×長さ910mmのサイズです。

木材の板材と同じですね。

また、ホームセンターではこの半分のサイズの幅910mm×長さ910mmや、一回り小さい幅600mm×長さ450mmというサイズも売られているときがあります。

車に乗る?

幅1820mm×長さ910mmのサイズをホームセンターで買った場合、そのままのサイズで車に乗るかどうかというのが気になりますね。

結論、軽自動車だと厳しいです。

よっぽどうまく乗せて運転席の頭上に入るようにすれば乗ることには乗りますが、バックミラーが見えません。

軽自動車より大きい自動車であれば、比較的余裕を持って積むことができます。

厚さ

厚さとしては、1mm4mmが代表的な厚さです。

1mmだと、大きい板状にして端を持つと自重で折れてしまうくらいの薄さです。

簡易的な仕切り、目隠しとしての用途に使われます。

4mmは強度もあり、箱や、棚板として使われます。

値段

代表的なサイズ、厚さの、おおよその値段です。

幅1820mm×長さ910mm 厚さ1mm 100~400円

              厚さ4mm 500~900円

もちろん購入場所や場合によっては色、材質によって変わってくるので、確認が必要です。

疑問点

最後にプラダンのよくある疑問点を見ていきます

屋外利用はできるか

屋外仕様はあまり向いていません。

特に雨風の当たる場所では、時間が経つとボロボロになってきてしまいます。

切った縁でケガをしないか

ケガを絶対にしないという訳ではありません。

板厚、切り方によっては鋭利な縁になります。

素手でよく触れる部分の場合、プラダンの縁用のキャップもあるので、部分的に使用することをおすすめします。

まとめ

DIYで注目を集める材料「プラダン」について紹介しました。

あ、あれに使えるかもと思った方もいるかもしれません。

すぐに使い道が無くても、あんなのあったなあとぼんやり覚えてると、どこかで役に立つときが出てくるかもしれませんね。

DIYには、このプラダンの以外にもさまざまな材料、道具などがあり、奥が深い世界です。

このブログでは、材料にまつわる内容以外にも、DIYに関する知識、情報を発信していきます。

一緒に学んで、楽しいDIYにしましょう

かめとんぼ

参考記事

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