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ペンチ・プライヤーの種類や特徴を解説! 最初に買うべき1本はこれ!

DIY道具

こんにちは

かめとんぼです。

この記事では、いろいろなペンチプライヤー種類特徴や、最初に買うべきペンチ or プライヤーを紹介します。

はじめに

DIYでよく使う工具として、ペンチプライヤーがあります。

この2つの工具は、部品を掴んだり材料を曲げたりするための工具です。

DIYをする中でも、木工加工や、金属、プラスチックの加工など、作るものの材料によらず使用されることから、非常に出番が多い工具の1つです。

ペンチ、プライヤーというのは、本来大きなカテゴリーの名前として使われます。

そのため、後から紹介するようにペンチのカテゴリーの中にはラジオペンチなどが、プライヤーのカテゴリーの中にはコンビネーションプライヤーなどがあります。

この記事では、ペンチ、プライヤーの特徴や違い、またそれぞれのカテゴリーに含まれる具体的な工具について紹介していきます。

ペンチとは?

ペンチは、ものを掴んだり針金を切ったりする工具です。

はさみのような形をしており、先端で物を掴むことができ、根元では針金などを切るための刃物がついています。

プライヤーに比べると掴める物のサイズは小さく、大きなものを掴むのには向きません。

そのため、「掴む」というよりは「つまむ」というイメージの方が近いかもしれません。

プライヤーとは?

プライヤーは、挟むことに特化した工具です。

ペンチとの大きな違いとしては、軸の部分がスライドすることで大きなものを掴むことができます。

そのため、丸い棒を掴んだり、厚さのあるものを掴む時に使います。

その他にも、熱かったり汚かったりしてなるべく手で握りたくないものや、形的に手では握りにくいものを掴む時にも使います。

ペンチの種類

ペンチの種類は、代表的なものとしてこの3種類があります。

電工ペンチ

ラジオペンチ

先曲がりペンチ

順に見ていきます。

電工ペンチ

ペンチの中で最も代表的な工具です。

この工具のことを、単に「ペンチ」と読んだりもします。

道具や部品を掴んだり針金を切ったりする時に使います。

先端にはギザギザの溝がついており、部品や針金などを掴むことができます。

後述するラジオペンチに比べてがっちりした本体なので、力を入れても変形することなく、強い力をかけることができます。

ギザギザの溝は先端のギリギリまで入っている事は少なく、先端だけで物を掴むのは難しいです。

そのため、非常に小さい物を掴みたいときや、締め付けたネジなどの先端しか掴めない形状の場合は、後述するネジザウルスを使用する必要があります。

根元には刃がついており、細い針金などを切ることができます。

ラジオペンチ

ラジオペンチは、ペンチの中でも先端が細長くなっているものの事を指します。

ラジペンと略したりします。

先が細長くなっていることから狭い場所小さい部品を使う時に使用することが多く、プラモデル制作でも用いられます。

先曲がりペンチ

ペンチの中でも、先が曲がっている物を先曲がりペンチと言います。

先が細長くなっているものも多く、ラジオペンチの中に分類されることもあります。

先が曲がっていることで作業がしやすく、特に細かい部品を拾う時に使いやすさを発揮します。

机の上に部品を置いて行う作業などに向いているペンチです。

プライヤーの種類

プライヤーの種類は、代表的なものとしてこの3種類があります。

コンビネーションプライヤー

バイスプライヤー

ウォーターポンププライヤー

順に見ていきます。

コンビネーションプライヤー

コンビネーションプライヤーは、プライヤーの中で一番基本的な種類です。

軸の部分の穴をスライドさせることで、小さい物から大きい物まで、様々なサイズの物を掴む事ができます。

軸をスライドさせる時は、一度大きく柄を広げるとスライドができ、閉じるとスライドしないようになります。

掴む部分は、先端は完全に閉じ、根元は閉じても隙間が残る形が多いです。

板などの薄いものは完全に閉じる先端で掴み、ボルトなどの円形の物は、根元で掴むと掴みやすいです。

バイスプライヤー

このバイスプライヤーは知名度こそ低いですが、1つは持っておきたい工具です。

特徴として、ものを掴んだ状態でキープするとこができます。

DIYでは一人で作業することも多く、少し手を離したいときに非常に苦労します。

ちょっと手を離して外観を見たり、離れたところの部品を取りに行くなど、一人で作業をすると手が離せずに作業効率が落ちてしまうことが多くあります。

そのようなときにこのバイスプライヤーで掴んでおくことで、手を離して他の作業をすることができます。

このほかにも手を離せる工具としてはクランプがありますが、一人でDIYをする人にとってはこのバイスプライヤーとクランプはぜひとも持っておきたい工具です。

使い方は、柄の先端についている回る部分をクルクル回すことで掴む部分の開く幅を変えられます。

掴みたい物より1mmくらい狭めておいて、柄をしっかり持って掴むことで掴んだ状態をキープできます。

離したい時には柄の中にあるレバーを引くことで、簡単に離すことができます。

ウォーターポンププライヤー

ウォーターポンププライヤーは、コンビネーションプライヤーよりもさらに大きく口が開くプライヤーです。

コンビネーションプライヤーは2段階に軸がスライドして掴む部分の幅を変えますが、このウォーターポンププライヤーは5段階くらいスライドするものが基本です。

そのため、工具の中では有数の大きい物を掴める工具です。

名前の通り配管関係で使う工具ですが、大きな部品を掴んだり大きなナットを掴むなど、配管関係以外でも出番は多いです。

ネジザウルス

ペンチ関係で紹介しておきたいのは、このネジザウルスです。

DIYが好きな人は知っている人も多いかと思いますが、ここで紹介しておきます。

ネジザウルスは、潰れたねじ固着したネジをつかんで回すための工具です。

通常のペンチやプライヤーは、先端まで溝がないため先端だけではねじの頭は掴めませんが、このネジザウルスは少しの掴み代でもしっかり掴みます。

細かい物をつかむ作業にも使えるため、潰れたネジを外すという本来の目的ももちろん、通常のペンチのように使用することもできます。

最初に買うべきペンチ or プライヤーはどれ?

いろいろなペンチ・プライヤーを紹介してきましたが、結局のところ最初に買うべきものはどれなんでしょうか。

様々な意見があると思いますが、まず初めは、ネジザウルスを買っておけばいいのかなと思います。

これ一本があればとりあえずの掴む作業はできますし、初心者のうちにやりがちなねじを潰してしまっても対応できます。

まずはネジザウルスを買ってみて、そこで「もう少しこうしたいな」という気持ちが出てきたら買ってもいいかと思います。

細かい物を使いたかったらラジオペンチ、大きいものを掴みたかったらコンビネーションプライヤー、手を離したかったらバイスプライヤーなど、またこの記事に戻って2本目を探してみてください。

まとめ

この記事では、いろいろなペンチプライヤー種類特徴や、最初に買うべきペンチ or プライヤーを紹介しました。

工具にはいろいろな種類がありますが、その中のペンチ・プライヤーを一つとっても、いろいろなタイプがあるのが理解できたかと思います。

自分の作業の目的に合った工具を使えば、作業が楽しく、楽になります。

一緒に学んで、DIYを楽しみましょう。

かめとんぼ

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