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【〇〇な板材】10個の特徴別!DIYでよく使われる板材

木材

こんにちは

かめとんぼです。

今回は、DIYで使う板材について、10個特徴別〇〇な板材を紹介します。

かめとんぼ

DIY歴15年の20代サラリーマン・メカエンジニアです。
DIYのコツ・ポイント・得する情報を紹介します。

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この記事で分かること

特徴別のおすすめDIY向け板材

DIYでよく使う板材

いろいろな木材の特徴

はじめに

DIYでは木材を使った「木工DIY」が多く行われますが、木工DIYをする時の悩みの1つとして、

木材の種類をどうするか

という悩みがあります。

ホームセンターには、マツスギSPFパインといった様々な種類の木材があり、特にDIYを始めたばかりの人には難しい悩みとなっています。

これらの木材について、初めは特徴を調べながら自分に合った木材を探しますが、よくある木材の紹介では

スギ → 加工がしやすい

のように、

木材の種類の例 → 〇〇な特徴

という紹介のされ方をしています。

この紹介の仕方はすごく分かりやすい一方、

こういう使い方をしたいなぁ

という使い方が決まっている場合には、それぞれの木材の種類の特徴を読んで、自分に合った種類を探していく必要があります。

そこで今回は、この木材の種類紹介を逆にして、

〇〇な特徴→木材の種類

という、特徴別のおすすめ木材について見ていきます。

その中でも今回は木材の中で棚板机の天板に使われる「板材」について、「加工が簡単な板材」や「軽い板材」などの、「〇〇な板材」の〇〇に入る10個の特徴とその特徴に合う木材を見ていきます。

具体的には、次の10個の特徴について見ていきます。

DIYで一番よく使われる板材

軽い板材

安い板材

見た目がきれいな板材

木目が分かりにくい板材

つなぎ目のない板材

塗装なしでも手触りのいい板材

耐水性のある板材

木口(厚み)にビスが打てる板材

ちょっと変わった見た目の板材

順に見ていきます。

家具でよく使われる板材

家具作りでよく使われる板材には、パイン集成材があります。

集成材は、3~5cm程度の角材・板材を繋ぎ合わせて板や柱にした木材で、加工する際に見た目の悪い節、ヤニ等は取り除かれるため、均一できれいな見た目になっていることが特徴です。

また、小さい角材、板材が合わさっていることから、反り縮みがほとんど生じないと言うメリットがあります。

集成材について詳しくはこちら

集成材の中でもパイン集成材は、加工がしやすく綺麗な木目を持つことから、家具作りでよく使われます。

軽い板材

軽い板材の代表例は、キリ集成材があります。

キリ集成材は、キリの角材・板材を繋ぎ合わせて板状にした集成材で、キリの特徴である軽く柔らかいという特徴を引き継いでいます。

板材の中では軽く、扱いやすいため、背の高い棚を作るときなどに使われます。

キリ集成材は、上で見たパイン集成材と合わせてDIYで使われる2大集成材で、DIYで使われる集成材はほとんどがパイン集成材かキリ集成材です。

安い板材

安い板材には、ラワン合板があります。

ラワン合板は、薄くスライスしたラワンの木を複数枚重ねて固めた合板の一種です。

標準的なサイズの1820mm×910mm、厚さ5.5mmのラワン合板で1000~1500円程で手に入れられます

ラワンは東南アジアなどの亜熱帯に生える木材で、赤みがかった見た目をしています。

ラワン合板は合板の中でも代表的な種類の1つで、ほぼ100%のホームセンターで買うことができます。

表面は少し毛羽立っており、そのまま手の触れる所へはあまりおすすめ出来ませんが、あまり手の触れない場所で、大きい板材が必要な場合などには最適な板材です。

見た目がきれいな板材

見た目がきれいな板材には、パイン集成材シナ合板があります。

シナ合板も合板の一種で、白くて緻密な見た目をしているのが特徴です。

パイン集成材は木目がきれいに揃っており、温かみのある木目が特徴です。

反対にシナ合板は木目が目立たず、全体に白っぽい見た目をしいるため、北欧家具のような見た目をしています。

どちらも、見た目を生かして塗装をせずにそのままでも使うことができます。

木目が分かりにくい板材

木目が分かりにくい板材には、シナ合板があります。

板材はペンキで色を塗って使う場合も多く、木目がはっきりした板材ではペンキを塗った後にも木目が目立ってしまう場合があります。

シナ合板は木目が薄く色も白っぽいことに加えて、塗装の塗りやすさ色の付きやすさも良く、薄くペンキを塗って色を付けたい場合など、下地の木目が目立たないようにしたい場合にはおすすめできる板材です。

つなぎ目のない板材

つなぎ目のない板材には、シナ合板ベニヤ合板などの合板がおすすめです。

合板は大きな薄い板を重ねて作られるため、表面にはつなぎ目がないことが特徴です。

一方、集成材では3~5cm程度の角材・板材を繋ぎ合わせて板にするため木材同士のつなぎ目があり、近づくと少し気になる場合があります。

特にオイルなどを塗るとつなぎ目が目立つこともあるため、よく使うテーブルなどで木目を目立たせたくない場合には合板を使うといいでしょう。

塗装なしでも手触りのいい板材

塗装なしでも手触りのいい板材には、パイン集成材シナ合板があります。

どちらも表面が滑らかな板材で、塗装をしてもしなくてもどちらでも使うことができます。

反対に手触りの良くない板材にはラワン合板があり、ラワン合板は直接手を触れる場所には使わないのが無難です。

耐水性のある板材

耐水性のある板材選びに迷ったら、合板の中で「1類」と書かれた合板を選びましょう。

合板は薄い板を重ねて作られますが、重ねる時に使う接着剤の種類によって、1類と2類に分けられています。

1類が主に屋外で使う耐水性のある接着剤、2類は主に屋内で使う耐水性があまりない接着剤を使用しています。

そのため、屋外や水場などの耐水性が必要な所で板材を使う時は、1類と書かれた合板を選びましょう。

1類、2類の表記は、板材をよく見るとスタンプで1類 or 2類と押されています。

また、ホームセンターでは商品説明の札に書かれている事もあり、自分で見つけることができます。

板材のもう一つの種類の集成材は、水に弱い接着剤が使われているため、屋外で使うことができません。

雨風が当たる場所はもちろん、湿気がこもる場所でも接着剤が剥がれてくる場合があるため、集成材を屋外に保管しておくことは避けたほうがいいです。

木口(厚み)にビスが打てる板材

板材の厚みの部分を木口と言いますが、この木口にビスが打てる板材は限られています。

木口にビスが打てる板材で覚えておきたいは、パイン集成材キリ集成材などの集成材です。

集成材は、厚み方向は普通の木材(無垢材)と変わらないため、下穴開け、ビス打ちをすることができます。

反対に、シナ合板などの合板には、木口にビスを打つことはできません

合板は薄い板材を接着剤で重ねてあるので、厚み部分は弱く、ビスがすぐに抜けてしまいます。

そのため、棚板木箱など、木口にビスを打ちたい場合には集成材を使うことをおすすめします。

ちょっと変わった見た目の板材

ちょっと変わった見た目の板材探しには、OSB合板有孔合板がおすすめです。

OSB合板は、木材チップを並べて固めたタイプの合板で、不規則なチップの並びが家具のアクセントになります。

普通の合板と同じようにカット、穴あけ、ビス打ちをすることも可能で、よく使われるシナ合板やパイン集成材に飽きてきたら試してみるのもいいでしょう。

シナ合板、ベニヤ合板と比べても強度は遜色がなく、価格も比較的安い板材です。

有孔合板は、等間隔に直径5mmほどの穴が空いた合板です。

見た目が特徴的で部屋のアクセントになるのはもちろんのこと、S字フックを入れたり、L字フックを取り付けることで物を掛けることもできるため、工具掛けにもよく使われる板材です。

適度に空気が通る効果や、音が響かなくなる吸音効果もあり、後者のメリットを生かして音楽室の壁材としても使われます。

まとめ

今回は、DIYで使う板材について、10個特徴別〇〇な板材を紹介しました。

このブログでは、他にもDIYについての知識やポイント、知って得する情報などについて紹介していきます。

一緒に学んで、楽しいDIYにしましょう。

かめとんぼ

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