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【Ah・V】電動工具バッテリーのアンペア(Ah)・ボルト(V)の意味と特徴を解説!

DIY道具

こんにちは

かめとんぼです

この記事では、電動工具用のバッテリー(充電池)のアンペア(Ah)・ボルト(V)の意味と、特徴を解説します。

バッテリーのアンペア(Ah)・ボルト(V)とは

電動工具を選ぶ際、さまざまな比較項目があります。

その中の一つに、 バッテリー(充電池)式か、コード式か というのがあります。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

この記事も含めて、このブログでは一貫して 電動工具はバッテリー式がおすすめ ということを紹介してきました。

そこで、いざバッテリー式の電動工具を選ぼうとすると、意外なことに気づきます。

それは、

バッテリーには、色々な規格(アンペア・ボルト)がある

ということです。

「せっかくバッテリー式かコード式か選んだのに、バッテリーの中にも種類があるのか・・・」

と感じる人もいるかと思いますが、そこはお任せください。

この記事では、バッテリーのアンペア、ボルトについて、それれぞれの意味からよくある値、そしておおよその目安まで詳しく解説します。

結論 アンペア(Ah)・ボルト(V)の意味・特徴一覧表

細かい説明に入る前に、この記事で解説する内容を一覧表にまとめました。

それではそれぞれの項目を見ていきましょう。

アンペア(Ah)

まずは、バッテリーの規格の1つ目、アンペアについて解説します。

アンペアの意味

アンペアの意味を簡単に言うと、どれだけ電池が長持ちするかです。

つまり、使用可能時間を表しています。

アンペアの値の大きいバッテリーは長く持ち、値の小さいバッテリーは早く電池が無くなります。

このアンペアはバッテリー一般に使われるので、スマホのバッテリーなどにも使われます。

電池の持ちがいいスマホは、このアンペアの値が大きいことが多いです。

アンペアの値と外観のサイズの関係として、アンペアが大きくなるとバッテリーのサイズ、重さも比例して大きくなります。

バッテリー内のセル(電気を貯める部分)が多く必要になるからですね。

なるべく軽くて、それでいて長く持つバッテリーの開発が望まれます。

よくあるアンペアの値

よくあるアンペアの値としては、1.5・3.0・4.0・5.0 Ahがあります。

これより大きい物としては、マキタから出ている6.0Ahという大きなアンペア数のバッテリーが存在します。

また小さいものとしては、ハンディ―クリーナーなどで使われる1.0・1.3Ahの物も存在します。

アンペア数と使用時間、充電時間の目安

大雑把なアンペア数の目安としては、

1.5・3.0Ahでは半日くらい作業したら充電が必要

4.0Ahを超えてきたら、頑張れば一日持つかなぁ・・・

という感覚です。

もちろんこれは同じ電動工具を使い続ける訳ではなく、他の作業もしながらの時間です。

使用する電動工具によって大きく変わるので一概には言えませんが、大体これくらいで覚えておいたらいいでしょう。

充電時間の目安も載せたいところですが、これは充電器によって大きく左右されるため、一概にいうことができません。

各電動工具メーカーの中にはいくつかの種類の充電器があり、高スペックの充電器をつかえば早く充電が可能です。

1つ言えることとしては、アンペアの値が2倍になると、充電時間もおおよそ2倍程度になります。

アンペアが違うバッテリーを使ってもいいの?

これは結論、OKです。

実際にマキタでは、同じボルトでアンペアが異なるバッテリーがあります。

このアンペア数が異なるバッテリーは、使用時間や充電時間を考えてユーザーが選べるようになっています

ただ後述しますが、これはボルトの値が同じバッテリーであることが前提です。

ボルト(V)

続いて、バッテリーの規格の2つ目、ボルトについて解説します。

ボルトの意味

ボルトの意味を簡単に言うと、パワーの大きさを表しています。

ボルトの値が大きくなるとパワーが大きくなり、値が小さくなるとパワーが小さくなります。

例えばインパクトドライバーで言えば、ボルトが大きくなるとパワー、つまりトルクが大きくなります。

トルクが高くなれば、長いビスを、厚い木材に打つことが可能です。

よくあるボルトの値

よくあるボルトの値としては、7.2・10.8・14.4・18・36 Vがあります。

規則性の無い並びに見えますが、バッテリー内の電池1個が3.6Vのため、その倍数になっています。

10.8=3.6×3

14.4=3.6×4

18=3.6×5

ボルトと用途の目安

続いて、おおよそのボルトの目安を見ていきます。

ボルトの値の目安としては、このようになっています。

18V・36V→プロ向け

10.8V以下→コンパクトなDIY向け

高いパワー、安定したパワーが必要なプロ向けには18V・36V、コンパクトで機能とサイズを両立するDIYには10.8Vというのが各社のおおよその目安です。

ボルトが違うバッテリーを使ってもいいの?

これは結論、NGです。

電動工具自体が、10.8V用、18V用というように決まっているので、その工具に合ったボルトのバッテリーを選ぶ必要があります。

ただこれは心配しすぎることはなく、10.8V用の工具には10.8V用のバッテリーしか取り付けられない形に、18V用の工具には18V用のバッテリーしか取り付けられない形になっています。

一点注意するのは、新しくバッテリーのみを買い足す場合です。

工具側のボルトを調べて、そのボルトに合ったバッテリーを購入しましょう。

まとめ

もう一度、この記事のまとめの表を見てみましょう。

この記事を読めば、アンペア、ボルトの意味と、その特徴がおおよそ理解できたかと思います。

正しく理解して、楽しいDIYにしていきましょう。

参考記事です

かめとんぼ

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